去る4/1(日)に本年度・第１回目の「高校入試ガイダンス」を実施いたしました。今回はそのうちの第１部についてご紹介します。
今回の第１部には、埼玉学力向上協会の理事長・梅野弘之先生をゲストに迎え、ご講演をいただきました。
梅野先生のご講演は本当に迫力のある講演だったように思います。教員としての経験や、埼玉県公立高校の試験問題を長く見てこられた経験をもとに、生徒・保護者の皆様に力強くアドバイスをしていただきました。
特に「受験勉強を始めるなら今」という言葉は、私をはじめ、生徒さんにも印象に残ったのではないでしょうか。ただ「早く始めないとダメだよ」といわれてもピンときませんが、なぜ今から始めなければならないのかを、梅野先生はしっかりとした理由をもって説明してくださいました。きちんとした理由が示されたことで、生徒さんもきっと今から勉強を始めていくことの意味を知ることが出来たのではないかと思います。
また、公立高校入試についてもどのような対策が必要かを、しっかりと教えていただきました。記述対策に力を入れた学習をすることや、過去問＝予想問題であることなどをお話下さいました。過去問については、時々「昔の問題をやって意味があるんですか？」という質問を生徒さんからいただくことがありますが、実は入試は「過去問に始まり過去問に終わる」といっても過言ではなく、やはり過去問をしっかりやることが大切だということを教えてくださいました。
講演中は生徒さんや保護者の皆さんに質問をされながらお話を進めていったり、生徒さんや保護者の皆さんの中に入っていきながらお話をされたりと、終始、熱気に満ちたご講演をいただきました。
この時期に梅野先生からこのような話が聞けたことは、非常に貴重なよい体験になったと思います。年のはじめの4/1だからこそ、これからの一年間を見据えたお話ということで、梅野先生にお話をいただきました。生徒のみなさんは、今回のご講演でお話しいただいたことを参考に、この一年間の学習を進めていってもらいと思います。