幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
日々の塾での出来事を綴ります。

日々研鑽

2018年11月06日 14時27分24秒 | 日記・エッセイ・コラム
当塾は毎年のこの時期に、講師の研修を集中して行っています。
今年も講師研修を先週のほぼ1週間をかけて行いました。

研修というといろんなやり方があると思います。
塾内でみんなで膝を詰めて話し合う、泊りがけで懇親を深めながらいろんな情報を交換したり思いを話したりする。そういった研修も大切だと思います。
ただいずれもメンバーは塾内の顔見知りです。
よく知っている者どうしだからこそ話せる内容もたくさんあると思いますが、当塾ではあえて外に出てみる、そんな研修を行っています。
今年も先週1週間、講師の皆さんには塾を出て他の塾の先生方の授業を見る研修を行いました。

学校の先生方には研究授業というものがあります。校内外の先生方が来て授業を見学し、その後に授業のやり方などについて話し合います。
外の人に見てもらうというのは、自分の技量などが分かってしまうものなので、恥ずかしいものでもありますが、そうやって研鑽を重ねていくからこそ、本当の実力もついてくるのだと思います。

自塾だけではどうしても狭い世界になりがちです。そのために見逃しやすいこともたくさんあると思います。そういったことに気づくためにも外の世界を見てみること、学校の先生方でいうところの研究授業的要素を塾にも取り入れていくこと、これを目標にスタートをしました。


当塾の講師の皆さんも、それぞれに工夫し、それぞれに生徒のことを想い授業をしてくれていると思います。でも、他の塾の先生方(主に塾長先生)の授業を見て、自分たちにはまだ足りないものを見つけてくれたのではないか、そんな気もしています。

教材の研究と工夫
生徒さんに対する情熱
一人一人を把握するためのスキル

研修が終わり帰りの車の中で聞いた時には、こういった点を自分たちも工夫できるかもしれない、そんな話をしていたのが印象的でした。

人はいつでも自分は一生懸命に生きている、そう思っていると思います。
そしてそれは事実だと思いますし、疑う余地もないものだと思います。
でも、少し自分の見ている世界を広げて見ると、まだまだ自分の枠を広げられることに気づくと思います。そして、その気づきが発端となって、人は成長をしていくのだと思います。

今回は講師の皆さんにそれを体験してほしかったのが私の思いです。
そして何かを発見し、自分の幅を広げていきたいと感じる、そういう自分の経験が、生徒さんの成長点を発見し促し支えていく、そのようにも思います。

これから受験生は人生初の大舞台に立ち、自分という人を見つめる時期に入ります。
その時に、そばにいる講師が生徒さんとともに成長し支えていける、そんな環境を作っていけたら、そんなふうに思います。

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