幸彩学習塾 オフィシャルブログ

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10年ひと昔とはこういくことか! ~昌平高校を訪ねて

2016年06月15日 22時52分26秒 | 受験・学校
昨日、昌平高校の塾対象説明会に参加してきました。

今年は東大合格者3名(現役は2名)、関東大会に8つの部活が進出するなど、文武両面において、とても目覚しい成果を出されているように思います。私にとって昌平高校のある杉戸町は、ある意味地元なので、その変化の大きさは身をもって体験しているように思います。



昌平高校が「新生昌平」として進学校化を目指し始めて約10年。それまでは、特進コースなどもありましたが、なかなかパッとした結果は出せていなかったのが実情だったと思います。それから10年の間に改革を推し進めていき、ついに東大に合格者を出したりするまでになったというのが今の現状です。

10年前と今を見比べてみると「10年ひと昔」という言葉の重みを実感します。
外部から見ている人間は、その過程をすべて見ているわけではなく結果しか見ていないので、「この10年でこんなにも変わったんだ」という結果論的なことしか見えていないのだと思いますが、本当はこの10年、内部では徐々に徐々に、そして地道な改革が進められてきたのではないかと思っています。

10年前と比べて大きく変化しているといっても、急にパッと変わったわけではないわけですから、それこそ地道な努力の積み重ねがずっと途切れることなく続いてきたというのが実際のところだろうと思います。それだけ地道に改革を続けるだけのモチベーションを先生方が持っているということ、そしてそれに応えようとする生徒さんが集まっているということ、それが本当にすごいなと思うところです。



この10年、昌平高校でどんな改革が行われてきたのかは、外からは断片的にしか見ることができません。ただ、募集に関しては、私たちと直接的に接点があるだけに、この10年間、どんな募集を進めてきたのかは、ある程度は知っているつもりです。モチベーションの高い、やる気のある生徒さんを集めるための仕掛けや工夫がたくさんあり、そうやって希望や目標を明確に持てる生徒さんを集めたことが、こんにちの昌平高校発展の礎になっているといえるのではないかと思います。

集団としての成長は、そこにどんな人が集うかによって決められてくるといっても良いのではないかと思います。その意味において、昌平高校で学びたいという生徒さんをしっかりと集め、そしてその生徒さん達のニーズやウオンツに応えた学校運営ができたことが、昌平高校がここまでの結果を出せるほど成長したひとつの要素なのかなと思います。

10年ひと昔と簡単に言いますが、10年間その意思を持ち続け実行していくとは大変なことなんだろうと思います。10年前には想像できなかった姿になるとは、その間、いろんな困難や苦難があってもあきらめずにやり続けたということ、その証拠なのだろうと思います。



10年間で変わるのは、何も学校だけではないと思います。人も10年間で大きく変化・成長をしていく人がたくさんいます。10年たって久しぶりにあったときに、10年前の姿しか知らない人からすれば、急にパッと変わったようにしか見えませんが、本当はその10年にいろんなことにもめげずに頑張り続けてきた努力の結果であるということができると思います。

「10年ひと昔」とはこういう努力の結果の上に成り立つということ、そのことを改めて認識させられた1日でした。

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