「粘り強くなったなあ」
「以前より、理解力が増したなあ」
「あとここを気を付ければ、もっと伸びるなあ」
生徒さんと授業をしていると、独り言のように頭の中に思い浮かぶ言葉があります。
それはときに驚きの言葉だったり、アドバイスの言葉であったりしますが、最近の私が思い浮かぶ言葉で多いのは、いい意味での驚きの言葉です。
「全証明が苦手だから、そこだけをやりたい」
その言葉を聞いたときは、本当にうれしかったことを覚えています。
なぜなら、その生徒さんは、以前は苦手なところをどちらかというと回避する傾向にあったからです。
でも、いつの頃からかじっくりと解くことを覚えてきました。
まずは自分で取り組んでみることをしっかりとし始めました。
わからないを連発して、すぐにあきらめてしまうようなことは、ほとんどなくなってきました。
じっくり考えるがゆえに、進みが遅いこともありましたが、人に何でも聞くのではなく、自ら考えるということができるようになってきました。
そうやってコツコツと努力を積み重ねていった結果、この時期にはもう2年生の勉強を終えることができました。
「まだ期末まで時間もあるし、どうする?」と聞いた私に答えた言葉が冒頭の言葉でした。
嬉しかったですよね。
自分の苦手になかなか立ち向かえなかったことがあった生徒さんが、自ら自分の苦手なところを頑張りたいというようになったのですから。私は本当にその瞬間、本当にうれしかったのを覚えています。
人の成長は数値で測るほうがとても簡単です。
目に見える数値というものは、誰から見てもわかるバロメーターだからです。
もちろん、それを追うことは塾としてしなければならないことではあります。
しかし、それにばかり目を奪われて、せっかくの芽を踏み潰すようなことだけはしたくない、私はそのようにも思います。
私が皆さんと出会うときには、皆さんは人生を10年から15年生きてきています。
その間に身についたいろんな“思いグセ”があります。
その中には、いいものもあれば、変えていかな変えればならないものもあると思います。
そういったいろんな“思いグセ”はすぐには変えることはできません。自分とともに10年以上一緒に過ごしたものだからです。
だから、ちょっと表面的に思いを変えようと思ったくらいでは、またもとに戻ってしまします。
でもそれでも、思いのクセは変わっていくことができる、変えていくことができる、そういうことを皆さんには知ってもらえたらと思います。
私の前をそうやって通過していった生徒さんはたくさんいます。
一番頑張ったのは、もちろんその生徒さん本人です。
そうやって頑張ろうとしたその気持ちが一番大切です。
そんな皆さんの変わろうとする気持ちのきっかけづくりや応援をこれからもしていけたらと思っています。
「以前より、理解力が増したなあ」
「あとここを気を付ければ、もっと伸びるなあ」
生徒さんと授業をしていると、独り言のように頭の中に思い浮かぶ言葉があります。
それはときに驚きの言葉だったり、アドバイスの言葉であったりしますが、最近の私が思い浮かぶ言葉で多いのは、いい意味での驚きの言葉です。
「全証明が苦手だから、そこだけをやりたい」
その言葉を聞いたときは、本当にうれしかったことを覚えています。
なぜなら、その生徒さんは、以前は苦手なところをどちらかというと回避する傾向にあったからです。
でも、いつの頃からかじっくりと解くことを覚えてきました。
まずは自分で取り組んでみることをしっかりとし始めました。
わからないを連発して、すぐにあきらめてしまうようなことは、ほとんどなくなってきました。
じっくり考えるがゆえに、進みが遅いこともありましたが、人に何でも聞くのではなく、自ら考えるということができるようになってきました。
そうやってコツコツと努力を積み重ねていった結果、この時期にはもう2年生の勉強を終えることができました。
「まだ期末まで時間もあるし、どうする?」と聞いた私に答えた言葉が冒頭の言葉でした。
嬉しかったですよね。
自分の苦手になかなか立ち向かえなかったことがあった生徒さんが、自ら自分の苦手なところを頑張りたいというようになったのですから。私は本当にその瞬間、本当にうれしかったのを覚えています。
人の成長は数値で測るほうがとても簡単です。
目に見える数値というものは、誰から見てもわかるバロメーターだからです。
もちろん、それを追うことは塾としてしなければならないことではあります。
しかし、それにばかり目を奪われて、せっかくの芽を踏み潰すようなことだけはしたくない、私はそのようにも思います。
私が皆さんと出会うときには、皆さんは人生を10年から15年生きてきています。
その間に身についたいろんな“思いグセ”があります。
その中には、いいものもあれば、変えていかな変えればならないものもあると思います。
そういったいろんな“思いグセ”はすぐには変えることはできません。自分とともに10年以上一緒に過ごしたものだからです。
だから、ちょっと表面的に思いを変えようと思ったくらいでは、またもとに戻ってしまします。
でもそれでも、思いのクセは変わっていくことができる、変えていくことができる、そういうことを皆さんには知ってもらえたらと思います。
私の前をそうやって通過していった生徒さんはたくさんいます。
一番頑張ったのは、もちろんその生徒さん本人です。
そうやって頑張ろうとしたその気持ちが一番大切です。
そんな皆さんの変わろうとする気持ちのきっかけづくりや応援をこれからもしていけたらと思っています。