当塾では進路学習の一環として、NPO埼玉教育ネットが主催する「入試ファースト9」に参加しています。今年は10/11に越谷、10/25に春日部で行われますが、今回は10/11の越谷会場の様子についての報告です。
入試ファースト9越谷は、10/11(土)に実施されました。台風が接近!という日でしたが、台風の影響もなく、無事に終えることができました。当塾からは、主に栗橋西中の皆さんに参加していただきました。
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はじめは岩佐教育研究所の岩佐先生によるご講演から始まりました。入試制度のしくみなどはもちろんですが、単に制度を教えてくださるだけでなく、受験生にとって大切なことも教えてくださっているように感じました。
「偏差値だけでは公立は合格できない」
「行ける学校より、行きたい学校へ」
「自分がここなら成長できる、という学校を探すこと」
「高校卒業後の進路を考えた進路選び」
「なぜ、上のレベルの学校を目指したほうが良いのか」
このような言葉を聞くと、入試をどう捉えて、どう活用したかで、これから先の人生が垣間見れてしまうような気がします。単純に偏差値で志望校を決めたり、「いけるからここでいいや」といった志望校選びがいかに良くないかを、岩佐先生は教えてくださったように思います。
人の意見を参考にしながらも、自分でこの高校へ行くと決めたという実感、これもまた大切な気がしました。
岩佐先生には、先日は当塾の保護者会にもおいでいただいてご講演をいただいておりますが、やはり同じようなことをおっしゃっていたように思います。進路を決めるとは人生の1ページを決めること、そのような思いを新たにしました。
個別相談会
岩佐先生のご講演の後には、個別相談会が行われました。当塾の生徒さん達も、各高校のブースへと散っていき、それぞれが考える高校の先生と個別相談をしてきました。
このような合同進学相談会の一番のメリットは、たくさんの高校の先生方のお話を、一度にたくさん聞けることだと思います。希望する学校を一つ一つまわっていくのでは、やはり日程的にも手間的にも大変ですが、一回でそれができてしまうことが、一番のメリットかなと思います。
今回の越谷会場でも、多くの学校がブースを構えていて、あちこちで一生懸命に相談にのる先生方の姿を見ることができました。こういう相談の場を通じて、新しい高校との出会いがあるといいなぁと思っています。
三者面談
当日は会場の一角をお借りして、生徒さんと保護者の皆様と三者面談を実施しました。実際に高校の先生に相談してみると、具体的な合格までの道のりが見えてくると思います。それを元に、今後の志望校の決定に向けてどのような準備や学習が必要かをお話させていただきました。
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入試ファースト9や7月の彩の国進学フェアなどに積極的に参加するようにお話しているのは「これだけのライバルがいる」ということをしっかりとしってもらう、そのような理由があります。
学校の中で良い成績をとるということも大切ですし、一番重要なことですが、世界はもっと大きいということを知って欲しいと思っています。
相談会などに参加していくことで、ライバルがたくさんいることを知り、そしていろいろな学校があり、それぞれの特長もあるということをしってもらう、それが大切なことではないかと思っています。
今回の相談会が皆さんの進路選びにおいて、参考になれば幸いです。
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来る10/25には春日部のふれあいキューブで「入試ファースト9春日部」が行われます。今度は栗橋東中の皆さんに参加していただく予定です。ここでもよき出会いがありますように。