幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
日々の塾での出来事を綴ります。

新しい価値の創造~佐野日大・入試報告会

2018年05月25日 23時36分15秒 | 受験・学校
去る5/23、佐野日大の入試報告会に参加してきました。
今年も大学進学率は98%を越え、近隣の高校と比べても圧倒的な進学率を誇っていました。日大の付属としてのメリットを生かした進学指導体制がしっかりと機能している、そのように思いました。



高校はその進学率の高さと、2020年から始まる大学入試改革での付属の優位性という観点から志望する人が多かったようで、今年は定員を越える生徒さんが集まり、学校は活況を呈しているようです。しかし反面、中等教育学校はその入学者を減らしてしまったということで、これから課題の整理などをするというお話しでした。

その課題の整理の中で出てきた言葉に「新しい価値を創造する」という言葉がありました。
今の小学生・中学生の生徒さんの保護者の皆さんが求めているもの、それをしっかりと受け止められる器を作っていくことが大切というお話をされていましたが、それは塾にも通ずるものがあるなあと、聞いていて強く印象に残りました。

どんなに時代が変わっても、勉強をしておいたほうが良いということに変わりはないと思います。しかし、その勉強をさせる環境だったり、学習環境に求められるものだったり、学習内容だったりは、時代とともに変わっていきます。

私がこの仕事をはじめて20年以上の歳月が流れましたが、その間にも詰め込みからゆとり教育、そして再び学習内容の拡充と、振り子の針のように大きく学習で求められるものも変わってきています。加えて景気動向や世界情勢、インターネット環境の出現などで、求められるものはどんどん変わりつつあるように思います。

そういった流れの中では、当然生徒さんやその保護者の皆さんの価値観も変わってくるはずで、それに学校や塾が上手く対応できていないと、あるときパタッとうまくいかなくなる、そんなこともあるように思います。「過去はこれでうまくいったから大丈夫」いう考えは、目まぐるしく価値観が変化していく現在では、うまく対応できないこともあるようにも思います。

そのお話を聞いていて、高校も塾も変わるときなんだろうなということを直感的に理解した気がしました。もしかしたら当塾も過去の経験が足かせになって、新しい方向へ進めていないのではないか、そんな気もしてきました。今あらためて一から考えてみて、今の時代に求められるものをしっかりと見据えた塾へと変えていく、そんな時期が来たんだ、そんなことを教えられた気がします。

佐野日大もこれから変化をしていくのかもしれません。
でも、それと同じかそれ以上に当塾も変わっていかなくてはならない、そんなことを改めて感じました。
生徒の皆さんと保護者の皆さんが求めるもの、それを愚直に追及して提供できる、新しい価値観の中でもをしっかりとそれを受け止めて、生徒さんを伸ばす方向へしっかりと指導できる、そんな塾へと進化・深化していきたい、そう強く思いました。
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