幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
日々の塾での出来事を綴ります。

3Dと2T

2018年02月05日 23時03分09秒 | 日記・エッセイ・コラム
タイトルだけ見ると、なんだか機械部品の品番のような感じですが、これは「言葉遣い」についてのお話です。

公立受験が近くなっていて、生徒さんたちの中にもいろんな気持ちが芽生えてきていると思います。だんだんと余裕がなくなる時期だと思いますが、そんなときだからこそ、この「3Dと2T」を意識してほしい、そんなふうに思います。

ここで出てくる“3D”とは、

・でも
・だって
・どうせ


という言葉の頭文字をとったものです。

この3つのことば、聞いてみてわかると思いますが、とてもネガティブな表現に使われる言葉ですよね。余裕がなくなってくると、どうしても言い訳で使いがちな言葉ですよね。

受験が近づいている皆さん、この3Dの言葉を使っていませんか?
だんだんと緊張感が高まってくると、どうしても使いたくなる言葉かもしれません。でもこの言葉を使うたびに、実は自分の成長の足を自分で引っ張ってしまっていることになる、私はそう思います。

それに対して“2T”という言葉があります。
ここでいう“2T”とは、

・とにかく
・とりあえず


の頭文字をとったものですね。

この言葉、まだまだ自信はないけれど、前へ進んでみようという気持ちが表れている言葉だと思います。
「とにかく、やってみよう」
「とりあえず、やってみよう」
そういって行動し始めることで、結果的にはゴールへと近づいていける、そんな気がします。

よく「自信が持てたら…」という人がいますが、いつか自信満々なんて来る日は来るのでしょうか?入試本番になったって自信満々なんて人は、ほとんどいないと思います。

自信がついたらなんていう日は、ある意味、永久に来ないのかもしれない。だからこそ、「とにかく」「とりあえず」と言って一歩先に進む気持ちが大きな明暗の差になってくるのだと思います。

皆さん、今一度、自分の口癖を確かめてみませんか?
「でも」「だって」「どうせ」なんて言ってネガティブな気持ちでいませんか?
どうせなら「とにかく」「とりあえず」と言って、自分の気持ちをしっかりと前向きにしながら進んでいきませんか?

日本には昔から「言霊」という言葉があります。
言葉には、人を励ますことも殺すこともできるくらいの力があります。
自分に向けてどんな言葉を使うかも実は言葉の力によって、結果を大きく左右すると私は思います。

皆さんが言葉を発するときも、そして頭の中で思考するときも、どんな言葉を使っているのかをチェックしてみて、どうせならば明るい前向きな言葉を使っていきたいですね。

コメント
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