幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
日々の塾での出来事を綴ります。

何を武器にして社会へ出て行くのか?

2016年07月06日 23時20分18秒 | 日記・エッセイ・コラム
最近、生徒の皆さんに「何を武器にして社会に出て行くのか?」という問いをしています。
以前のブログにも書きましたが、これからは「VUCAな社会」、すなわち「先の見えない、変化の激しい時代」へと突入していくことになります。そのような時代において一番大切なのは、変化の激しい時代を生き抜く「自分なりの武器をもつこと」だと私は思います。

社会に出て役立つ武器とは、人のために使える自分なりの武器だということができると思います。その武器をもち、その武器を使って社会に貢献することで、人はその存在感を示すことができ、報酬を得ることができるのだと思います。
皆さんは社会に貢献するためにどんな武器がありますか?

私は「教える」ということに関しては、自分の武器だと思います。自分が理解できれば、比較的分かりやすく他人に教えることができるとも思います。人を説得する力、もしかしらこれも武器になるかもしれません。

私本人には全く記憶がないのですが、亡くなった母が生前に言っていたことを1つ鮮明に覚えています。それは「あなたは小学生の頃から学校ごっこで先生役をやっていて、低学年の子に勉強を教えていた」というものです。その話をしながら母は「だから、ずっと先生になると思っていた」そう話していました。

自分が好きなこと、自分が他の人よりできること、自分が自信のあること、
それらが自分の武器の原型になるのかなと思います。私も全く記憶がありませんが、もし母が話すとおりだとしたら、教師歴35年以上のベテランになってしまいますね(笑)

結果的に自分ではそのときの記憶はないものの、自分にある私なりの武器を生かすために、偶然か必然かは分かりませんが、この仕事を選んだのだと思います。子どもの頃に純粋に好きだったもの、それが武器になったのかもしれません。

皆さんはいま、どんな武器を持っていますか?自覚できている場合も自覚できていない場合もあると思いますが、皆さんが持っている武器が、もしかしたら皆さんの将来の仕事にもつながってくるかもしれない、私はそのように思います。

中学3年間と高校3年間は、この自分が持てる武器を発見して磨き、より良いものにしていく時期だと思います。この時期に自分の武器を見つけて磨くことができた人は、大人になったときにそれを使って社会に貢献できるようになる、そう思います。

「自分には自覚できる武器がない」
そういう人もいると思います。そういう人は、学力という武器を磨いておくことを勧めておきたいと思います。

自分で自覚できる武器を持っている人もそれは同じです。
自分が自覚できている武器と共に「学力という武器」を身につけていくことも必要です。
「学力」という武器は、誰もが身につけることのできる、そしてどの世界にも共通して使うことのできる武器だということができると思います。

自分の武器を持っている人は、その武器と学力という2つの武器を両輪のように回して行くことが大切です。
自分の武器が自覚できない人は、まずは学力という武器をしっかりと身につけて欲しい、そう思います。学力という武器さえあれば、この世の中を幅広くわたっていくことができるからです。

もうすぐ夏休みが始まりますが、この期間は学力という武器を磨く期間です。
そして、自分が持つ武器を鍛えることができる、磨くことができる場所、つまりは高校を選ぶ期間でもあります。

この期間にしっかりと自分に必要な武器を磨いた人は、きっと将来社会に貢献できる人になると思います。そのタイミングがいよいよやってきた、そういうことだろうと思います。

スポーツをやる人は身体を鍛えます。鍛えられた身体は、シュッとしていてカッコイイですよね。
同じように学力を鍛えると、脳がシュッとしてきて、いろんなことができる・考えられるようになります。
夏休みにやらなくてはならないこと、それは社会に出る準備の準備をすることです。まずは、自分の持てる武器をしっかりと磨いていきましょう!

もちろん、武器はより高性能なものもありますし、磨き続けなければならないので、そういう自覚を持ちながらも、自分の武器を磨くことを怠ってはいけないと思います。
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