星降る夜に君に会えたら

今日はクリスマスですね。
塾は今日から冬期講習に入ったので、いつもどおり授業がありましたが、
クリスマスという日だからこその楽しみがあった人も
いるのではないかと思います。

クリスマスといえば、思い出す曲ということで、
昨日は　Dreams Come True　の「winter song」を紹介しましたが、
今日はもう１曲、クリスマスといえば思い出す曲を紹介しながら、
塾のことについてもお話をしていきたと思います。

私がこの時期に思い出す曲に、
近藤名奈さんの「星降る夜に君に会えたら」という曲があります。
1994年の作品ですから、もうだいぶ前の曲ですが、
この曲の詩の世界観と、バラード曲としてのメロディーが印象に残っていて、
歌おうと思えれば歌えるくらい、今でも鮮明に覚えています。

※詩の全文ついてはこちら



この曲を聞いていた1994年当時、私には大切な人がいました。
自分がこの曲を歌う近藤名奈さんのファン（いま思えば、一番最初に好きになった歌手でもあります。）だったこともあり、
大切な人とも一緒に聞き、一緒に近藤名奈さんのコンサートにも行ったことがあります。

結構長い間のお付き合いでしたので、クリスマスやお正月なども
何回か過ごしたと思うのですが、
今のように携帯やＳＮＳがあった時代ではないので、
もう記憶としては、残念ながらぼやけてしまっているというのが正直なところです。

ただ、その人とも聞いたであろうこの曲だけは、今でも鮮明に覚えており、
とても私の心の中に深く浸透している曲でもあります。

「音楽を聴くと、その音楽を聴いていたときのことを思い出す」
という言葉をよく耳にしますが、
私にとってこの曲は、そんな当時の記憶を思い出させてくれる曲でもあります。

長い付き合いの中でいろんなことがありましたが、
残念ながらその人とはお別れをしてしまいました。
以来ずっと独身のまま2015年も終わりを迎えようとしています。

ただ、この曲を聞いていて思うのは、
もしあの時「別れ」という選択を取らなかったら、
塾を作るという“冒険”をすることができずに、
この塾は今はないかもしれない、そんなことを思います。

どちらが自分にとって幸せだったのかは、今となっては分かりませんが、
少なくとも、今、この塾を自分の力で作り、ここまで皆さんに大きくしていただいたことに、
後悔というか、悔いはありません。

むしろ、たくさんの生徒さんと出会い、たくさんのスタッフに恵まれ、
私は私なりの道を歩んでくることができました。
今はそれが私の誇りでもあります。

この一年間、皆さんの周りにもいろんなできごとがあったと思います。
そのときは悲しいと思えるできごとも、
きっといろんな意味をあとから持つことがあると思います。
だから、今年起こったマイナスなできごとは、今年のうちに清算して
2016年に向けて、新たなスタートを切ってもらえたら、
そのように思っています。

クリスマスの楽しい日に、こんな話で申し訳ないのですが、
クリスマスというと、この曲とともに懐かしい時代を思い出します。

皆さんにとって、笑顔あふれる日々が続きますように。

Merry Christmas！！