幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
日々の塾での出来事を綴ります。

内申点が重要な高校入試

2015年11月29日 23時02分30秒 | 受験・学校
昨日に引き続き、三者面談を実施しました。
同時進行で、栗橋東中の1・2年生の勉強会も実施。
進路を決める面談を実施している3年生と、
これから期末テストを迎える1・2年生と、
2つの教室それぞれで、いろいろな光景が見られた2日間でした。

3年生の面談を終えて1・2年生が自習をしている部屋に戻ってくると、
1・2年生に対して一番真っ先に思ったのは、
「1・2年生の今、しっかりと内申をあげておいて欲しい」
という思いでした。

隣の部屋では3年生の入試に向けた面談を実施していますが、
その面談の中で、合格の可能性のシュミレーションをしていくと、
内申点で苦労をする可能性のある生徒さんが少なからずいます。

「もし内申があと1・2違ったら…」という会話を何度かした記憶があります。
それだけ高校入試にとって、1・2年も含めた内申点は、非常に重要だといえます。

もちろんその足りない内申の分を当日の試験を通じて取り戻せるのですが、
やはり先に内申がある程度あって入試に臨むのと、
積み増しをして点数をとらなくてはならないという、
プレッシャーのもとでのぞむのでは、心理的にも大きな違いがあるように思います。

「天は自ら助くる者を助く」ということわざがありますが、
入試の時における内申点による恩恵とは、まさにそんな感じなのかもしれません。

1・2年生のうちは、
「入試なんてまだ先のこと」
「3年になってからでも何とかなるよね」
という考えがあると思いますが、やはりこれではいけないと思います。

来年から公立入試が変わることもあって、1・2年生からの頑張りが
大きな影響を与えてくる流れは、さらに加速するものと個人的には思います。
「3年になってから…」という考えは、早めに修正することが大切だと思います。

とはいっても、内申が足りない分を取り戻せないわけではありません。
その方法や具体的な目標については、それぞれの面談でお話しをさせていただきました。
内申を上げるよりも大変かもしれませんが、今はそれにチャレンジをしていくしかありません。

退路を断って覚悟を決める、そうすればまだまだ学力は伸ばせます。
逃げない覚悟で、自立して自分の力で学び取るという気持ちをもち、
その上で、しっかりと学力をつけていって欲しいと思います。

そして1・2年生の皆さんは、今からしっかりと学力をつけていきましょう。
中間・期末に全力で取り組んでいきましょう。
その努力が、これからきっと自分を助けることになります。

1・2年生は1・2年生としての学習を、
3年生は3年生としての学習をそれぞれ進めて、
自分の進路を切り開いていって欲しいと思います。

コメント
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