幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
日々の塾での出来事を綴ります。

それでも自分を信じること

2015年09月12日 21時38分55秒 | 日記・エッセイ・コラム
先週、北辰テストが終わり、あと数日で結果が返ってくるこの時期、
生徒さんの周りでは、いろんなことがおこっているようです。

テストの結果が思わしくなくて落ち込んでしまったり、
予定通りに学習が進まずに、落ち込んでしまったり、
自分の勉強が正しかったのかどうか、疑ってみたり…
そんな、いろんなことが起こるのもこの時期ならではだと思います。

夏休みに学習を頑張ってきただけに、
テストなどで思うように得点できないと焦ったり、
落ち込んだりしてしまいがちですが、
でも、冷静に考えれば理由があるはず。

その理由を考えずして、ただ焦ったり落ち込むだけでは
正直、意味が無いと思います。

当塾でも先週の北辰テストのあとに自己採点をしてみました。
前回と比べると、上がった人もそうでない人もいるように感じます。
それを受けて、生徒さん個人でも
いろいろと今後の勉強法などを考えたと思いますが、
今日の理社国授業では、夏休みの反省とこれからの学習へ向けたアドバイスも兼ねて、
目標の設定や勉強のやり方などについて、確認をしていきました。

参考にしたのは、UPテスト理事長の梅野先生が書かれていた記事です。
「何をやるかを考えている時間が長過ぎるのだ」
「言葉じゃなく数字で言えよ」の2つの記事を参考に、
時間を無駄にしない勉強の仕方や、目標の設定の仕方などについて、
今の生徒さんの状況の実例を挙げながらお話しをしました。

ブログ中で梅野先生も書かれていますが、
机に向かってから何をやるか決める人や、気分で勉強をしてしまう人、
何となく「成績を上げたい」「頑張りたい」「いっぱい勉強する」といった
具体的な内容に乏しい目標で何とかしてしまおうとする人が多い
ように思います。

具体的な内容で目標を決めないのは、
目標を達成できなかったときに傷つくのが怖いから、
そういった理由も考えられるという話もしました。


けれど、具体的でなければ目標を達成できたのかどうかが曖昧になり、
それに向けて成長していく・伸びていくという機会を失うことになると私も思います。

そうならないように、数字を入れた具体的な目標を考え行動してもらう、
今日はそんなお話もさせていただきました。

これから皆さんは受験に向けて、いかに自分を奮い立たせていくかが鍵になる、
私はそう思います。
そのときに具体的な数値も含めた目標があるかどうかは、
きわめて大切なこと
だと思います。

自分のやっていることを客観的に数字を通して評価する、
その冷静さが「成長」や「伸びていく」には大切だと思います。

「頑張ったのに」「一生懸命やったのに」という思いは、
きっと誰もが持つ気持ちだと思います。
でも、伸びて成長していく人は、そのいった感情論だけではなく、
冷静さも持ち合わせている
といえると思います。


これからいろいろなテストが続きますが、
その結果が全て自分の思い描いた通りになるとは、残念ながらいえません。

どんな結果が返ってきても、深呼吸をして冷静になる、
そして、どんな結果であっても「それでも自分を信じる」ことは
何よりも大切なことだと思います。

そのときに、今日お話した目標の設定方法や時間の使い方は、
きっと皆さんの今後の学習において武器になる、
そのように思います。

今日は生徒さんの成長を願いながら、
そんなお話しをさせていただきました。





コメント
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