幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
日々の塾での出来事を綴ります。

次に向けてのフォロー

2015年05月29日 22時09分01秒 | 日記・エッセイ・コラム
5月は中間テストが実施されました。
テストの結果については、良い結果だった人も今一歩だった人もいましたが、大切なのは「その結果を次にどう生かすのか」という点です。結果だけ見て終わるのではなく、その結果から何を学び、次へのつなげていくのか、これが次に大きく影響してくる大切なことだと思います。

テストは事前のテスト対策も、もちろん大切だとは思います。しかし、塾が皆さんに本当はしなければならないことは、「アフターフォロー」だと考えます。当塾は本年度、特にその点を強化目標にしています。講師や事務担当者がそれぞれの立場で生徒さんのフォローのサポートをし、次を見据えて生徒さんとともに行動をしています。


テスト前に今回のテストについての目標や学習方法などについて話し合いをしました。その目標について、代表の根岸と副室長の小島で「目標設定シート」に記入し、生徒さんと目標を共有することから始めました。


5/9・5/10には「中間対策 理社暗記マラソン&勉強会」を実施しました。そのときに勉強をしっかりと頑張れた生徒さんには、表彰のハガキを送りました。

勉強は結果も大切ですが、そこまでのプロセスも大切だと思います。当塾では、しっかりと取り組んだことを認めてあげることで、そのことを生徒さんに伝えていくようにしています。そして、それが最後には成績という結果につながってくると思っています。


テスト後は、テスト対策に使用したファイルを回収して、今回の学習についてのチェックを行います。


目標設定シートで決めた点数はもちろん評価の対象です。しかし、プロセスを大切にする観点から、目標時間の達成状況やプリントをしっかりやっているかどうか、どれくらいの寮の勉強をしているかどうか、自己反省などがしっかりできているかなどもチェックして総合的な評価をしていきます。

これらを見ていくことで、生徒さん達のテストに対する取り組み具合を知ることができます。「ただ結果が悪かったから次に頑張ろう」ではなくて、「どこをどうすればもっと良くなるのか」をしっかりと具体的にアドバイスすることができます。また自分の取り組みが可視化できる状態で残ることで、自分でも次に向けてどう取り組むかを考えることができると思います。

当塾が目指すのは「自主自立」です。これらのプロセスを一緒に考えていくことで、いつか生徒さん自身が自分で目標を立て学習に取り組み、そして次への課題を見つけていくことができるようになってくれればと思います。そして、いつかはそうできるようになるよう、今は生徒さんと一緒に取り組んでいきたいと思います。

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付属校に通うメリット ~佐野日大高校を訪ねて

2015年05月29日 14時02分02秒 | 受験・学校
昨日、佐野日大高校の入試報告会に参加してきました。今回の報告でもいろいろな話題が出ました。その中の1つに現役合格率98%とというものがあります。

佐野日大は、以前から現役合格率は95%を越えており、十分に高い進学率であると思っていました。しかし今回はさらに上昇し、98%以上の進学率を達成したとのことで、この結果にはとても驚きました。そして、その理由の1つに付属校としてのメリットがあるのだと思います。

日大が発行している日大新聞には、毎年、各高校からの受験者と合格者が掲載されています。それによると、埼玉県でも有名な進学校(偏差値ランキングで65ぐらい)でも、日大の合格率は50%にいかないところがほとんどです。偏差値ランキングで60ぐらいの学校では、日大の合格率は20%台というところも目立ちます。

それに比べると、佐野日大高校から日大に進学する生徒さんは60%に上ります。他の高校から日大を受験することを考えれば、付属校である佐野日大からに地代への進学は、やはり圧倒的に有利であるということができると思います。日大に進学しなかった生徒さん(残りの4割)も、日大がダメだったというわけでなく、日大以外への他大学へ進学していったということですので、結果的に98%という進学率になっているようです。

最近の大学受験は、一般入試のほかにもAO入試や推薦入試など様々な入試制度が存在します。
付属校にはそのほかに親大学への優先入試があるわけで、入試の機会が増えてくるということもできます。

また日大は日本最大の大学ですので、多くの学部・学科が存在します。それだけに多くのニーズにこたえることができ、自分の進みたい学部・学科が見つかりやすいともいえます。(来年度からは、さらに2学部増えるそうです)親大學があっても、学部・学科が少ないと付属のメリットを生かしきれないこともあるかもしれません。しかし、その点は親大学が日大がゆえに、心配が少ないように思います。

高校選びは、人生の中で一番大事な3年間を選んでいくということにもなります。近い高校、実績のある高校、部活の盛んなこうこうなど、志望校を選んでいく選択肢は、とてもたくさんあります。何を選択肢としていくかは人それぞれだとおもいますが、“人間としても最も大きく成長する3年間をどのように過ごすのか”という観点で志望校を選ぶことは、とても重要だと思います。

目先の利益だけにとらわれるのではなく、ちょっと遠くに目を向けた志望校選び、それを大切にしていってほしいと思います。
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