幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
日々の塾での出来事を綴ります。

上り坂の先にあるもの

2015年02月13日 22時55分59秒 | 日記・エッセイ・コラム
自分の人生が上り坂だなぁと思うとき、皆さんにはありませんか?
私はときどきですが、そのように思うときがあります。上り坂ですから確かにつらいのですが、でもそんなときは実はチャンスなんだろう、そのように思っています。

山の頂上に立ったことがある人は分かると思いますが、あの頂上からの眺めは、頂上に立った人にしか分からない景色が広がっています。周りをさえぎるものが何もない360度のパノラマは、山の頂に立った人にしか見ることができません。

人生が上り坂にさしかかっているときは、「この上り坂を登りきったら、どんな素晴らしい景色が見えるのだろう?」そう思うことにしています。上りきった人にしか分からない景色、それを見れるチャンスだとも考えていくようにしています。

確かに辛いこともたくさんあります。本当の登山でいう酸欠のような状態になったり、足が痛くなったりすることもあります。途中で投げ出したくなることもたくさんあります。でもその辛さは、その先にある素晴らしい景色が近づいている証拠、そのように考えてみることもできると思います。


Photo by (c)Tomo.Yun


公立高校を受験する皆さんは、今はちょうど上り坂の一番きついところ辺りにいるのかもしれません。すでに頂上が見えてきている人もいれば、まだ雲の中に隠れて見えないという人もいると思います。いま頂上が見えるかどうかは、今までの努力の結果だとも言うことができると思います。

ただ、たとえ山頂が霞んで見えなくても、山頂が逃げることはありません。あと15日あまりですが、その山頂まで登りきればよいわけです。いまは霞んでいても、パッと視界が開けることもあります。いま一番辛い上り坂を登っている人は、それはチャンスかもしれません。あともうちょっとで頂上なのかも知れません。だからこそ、そんな時はその先にある景色を意識しながら学習という名の山を登っていって欲しいと思います。

本当の山登りでも、一合目で見る景色、五合目で見る景色、そして山頂で見る景色はまったく違うと思います。これは勉強でも同じで、それぞれの場所でそれぞれの苦労があり、そして見える景色があります。頂上が見えないうちは、今の周りの景色だけを見て投げ出しそうになってしまいます。それでも、頂上に向けて登っていけば見える景色も変わり、考え方も変わってくるのではないかと思います。

受験という上り坂も、上れば上るほど山頂に近づきます。そして見える景色も変わってきます。いま自分が上り坂で苦しくても、その先にある景色をぜひ見に行って欲しい、そのように思います。


Photo by (c)Tomo.Yun


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この記事中の写真は、以下のサイトからお借りしました
Photo by (c)Tomo.Yun  http://www.yunphoto.net
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