先日、当塾の卒業生宅にホームステイをしているオーストラリアからの留学生が塾に来てくれました。卒業生の生徒さんが塾を見せたいということで連れてきてきてくれました。
最初は当塾の英語を担当している講師が一通り塾の紹介をしたあとに、講師と卒業生と留学生で日本のことやオーストラリアのことなどを話していましたが、しばらくして当塾の中3の生徒さんが「留学生と話してみたい!」とのことで、教科書を片手に話しかけはじめました。
「英語を話す」というと、「間違えたらどうしよう」という思いが先にたって、なかなか話しかけるということが出来ない人が多いように思いますが、自ら教科書を片手に話しかけていくその積極性はすばらしいなぁと思いました。
今までも何人かの卒業生が留学生を連れてきてくれていましたが、自分から積極的に話しかけるということは、なかなかできていなかったように思います。しかし、今年の3年生はとても積極的に話しかけていました。昨今は国際化やコミュニケーション力が重要だと叫ばれる中で、わずかな時間とはいえ積極的に話しかけることができたということ、それはこの学年のとても素敵な長所になると思いました。
時間にすればわずか20分ぐらいでしたが、好きな人の名前から日本食の話まで、いろいろと会話を楽しめたようです。国際交流という意味では大きなものではありませんが、こうやって話したことがいずれ思い出となり、英語を学習することやコミュニケーションをとることの大切さを知るきっかけになればと思いました。