幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
日々の塾での出来事を綴ります。

学びあい

2009年06月14日 23時53分00秒 | 日記・エッセイ・コラム

中間テストが終わってまだ間もないにも関わらず、もう期末テストの足音が聞こえてくるようになりました。塾もこれから期末テストに向けて本格的な取り組みが始まります。前回の中間テストのとき同様、テスト前は授業や習熟だけでなく、自習に来る人も加わって3つある教室が生徒さんの熱気で満ち溢れていくことでしょう。

Img_3636_edited そんなテスト前の熱気は去年までと大きくは変わらないのですが、去年までと少し変わった点が1つあります。それは、第3教室もできスペースが広くなったこともあって、高校生のチューターが自習に来るようになったことです。その結果、チューターである先輩と生徒である後輩が、お互いに頑張っている姿を見ることができるようになり、双方にとっても大いなる刺激になっているようです。

先日の「受験勉強スタートアップ講座」では、現在の高1生(当塾の第7期生)の取り組みを、現在の中3(8期生)に紹介しました。その中で8期生は7期生の取り組みを知って、大いに刺激を受けたようでした。

Img_3601_edited また逆に現在チューターとなった7期生は、今年の8期生が自分たちよりも早い時期からマメに自習に来るようになったことに刺激を受けたようで、高校へ進学した後、なれない学校生活や部活などで少し滞りがちだった学習の感覚をとりもどすきっかけにもなったようです。

Img_3637_edited 塾を卒業したらそれで終わりではなく、そうやって先輩が学び続ける姿を見ることで、後輩達にも学びの姿勢が生まれる、後輩が頑張る姿が先輩たちを支える、そんな光景が塾内で見られるようになった、それがこれまでとの大きな違いだと思います。

そして、そういった中で、先輩と後輩が双方に刺激を受けつつ学びあう「世代を超えた学びあい」がここにはあるような気がしました。実際に声をかけたりしなくとも、先輩達が学んでいる姿を見る、後輩達が頑張っている姿を見る、そうやってお互いに「学びあっていく」、そんな姿がここには見られたように思います。

Img_3521_edited_2 もともとチューターという制度を考えたのは、この「世代間の学びあい」というものを大切にしたかったから、そんな思いからスタートしたのも事実です。先輩達が高校生活をどのように送っているのか、受験の時にどんな勉強をしたのか、そういうことを後輩達に伝えていってほしい、そして後輩達が頑張る姿を通してお互いに学びあってほしい、そんな思いがこのチューターという制度には込められています。

そして、このチューターという制度ができて4年目の春に、私は自分の描いた未来予想図に一歩近づけた、そんな気がしています。そして、現在の生徒さんだけでなくチューターも含めた塾に関係する「誰もが来ても学べる」そんな環境を大切にしていきたいと思っています。

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