幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
日々の塾での出来事を綴ります。

北京オリンピック アスリートの声

2008年09月12日 23時20分00秒 | 日記・エッセイ・コラム

 大きな感動と夢と希望を私たちに与えてくれた北京オリンピック。その中で活躍した選手のみなさんの言葉をいくつか拾ってみました。

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「がまん、がまん」
男子マラソン金メダル サムエル・ワンジル選手
ケニアから留学生として日本にやってきてスポーツとしての走りを学びました。そこから「がまん」することが大切であることを学んだそうです。流暢な日本語で「がまん!がまん!」と。日本人の私たちはワンジル選手の姿を通して改めて「がまんすること、あきらめないこと」を教えられましたね。

「家族みんなでつかんだ金メダル一番高い所に立ったお父さんの姿をぜひ忘れないで下さい」
柔道男子66キロ級金メダル 内柴正人選手
内柴選手にとって「柔道は仕事。仕事とは懸命に生きること」そして「おやじなんで、おやじの仕事をしっかりやりました」そう話します。自分一人ではない。家族に支えられて手にすることができたんだと、何かを成し遂げた時支えてくれた人に感謝することを教えてくれました。

080821_ueno400 「最後は気持ちが強い人間が勝ち取ることができるんだなって、つくづく実感しました」
ソフトボール金メダル 投手 上野由岐子選手
上野選手は幼い頃から強くなるために、毎日毎日自主的に練習を重ねてきたそうです。何か目的を達成するためには、日々の努力が大切なことを教えてくれました。そして、実力をつけることももちろん、それは強い精神力を備えることもできるんですね。

20080810_03 「金以外は同じ」
柔道女子52キロ級銅メダル 中村美里選手
流した涙に「悔し涙です。納得いきません」と言うコメントは中村選手の強い気持ちを感じました。「悔しいと思う気持ち」を持つことがまた力になり、新たな目標にもなる。「悔しいと思う気持ち」は自分を奮い立たせる原動力です。

「靴が脱げても脱げなくても今の実力がこういう結果なんで、今日からまた頑張っていきたいです」
陸上男子5000メートル出場 松宮隆行選手
レースの途中で他の選手と接触して左足の靴が脱げてしまいました。松宮選手はそのまま片足は靴をはかないまま走り続けてゴールしました。きっと本人にとっては不本意な結果に終わってしまったと思います。けれど好成績を残せなかったことを脱げてしまった靴のせいにはしませんでした。この正々堂々とした潔い言葉に本当のスポーツマンシップを教えられました。

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 トップアスリートとはいえ、私たちと同じ人間です。時には気持ちが揺れ動いたりすることもあると思いますが、それを乗り越えてここまでこれた人たちです。

 このオリンピックで活躍した人たちから、私たちも学ぶべき何かがあるのかも知れませんね。

コメント
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