表紙に超死ぬ気モードでX BURNER を放つツナと
リボーン、そしてナッツが登場の今号。
ツナがとてもカッコよいです。
そして、ポスター巻頭カラーでは、黒曜編・ヴァリアー編・未来編での
登場人物が勢ぞろいしています。いつものツナの表情は可愛いですし、
幻騎士やランチアが普通にいることが嬉しいです。
入江はちょっと残念なことになっていますが(笑)。
ラルのスリットは悩殺のレベルを超えていると思います。
それにしても、こうしてみるとやはり、キャラが多いですね。
さて本編。
川平:『真6弔花は行ってしまったよう』 『これで しばらくは大丈夫でしょう』
店の中に入ってきつつ、そう告げた川平のおじさんの言葉に
ほっと安堵の溜息を吐くユニと京子、ツナ。
口をバッテンで塞がれているランボを持っている獄寺の無表情っぷりが面白いです。
川平:『しかし 白蘭ってのもひどい男だ』
『こんな いたいけな娘を』 『殺人集団をつかって追い回すとはねえ』
ユニを見ながらの言葉に、『なんで そんなにオレ達のことを知って…』 と聞きかけたツナですが
それを遮って川平のおじさんは言葉を続けます。
川平:『ああ そーだ…』 『並中へ向かう学ランの子を見たなあ お仲間?』
ツナ:『!』 『ヒバリさんのことだ!!』
『ディーノさんと 並中に落ちた真6弔花を倒しに行ったんです!!』
川平:『大丈夫かねえ?』
『彼らの力を あなどっていないといいんだが』
ツナ:『!』 (彼らの…力…?)
どうやら川平のおじさんは、ツナたちの知らないことまで御存知のようですね。
白蘭や真6弔花の能力なども把握済みなのでしょうか。もしかしたら、真6弔花の
最後の一人、復讐者の牢獄に居る人物や、骸やフランのことも知っているのもと考えてしまいます。
場面変わり並中では、デイジーを中心とした爆発のようなものが起きていました。
その風の中から現れたのは、両肩に翼のような炎を纏い、肌はウロコのようなものに覆われ
また足の先がカエルのようなものに変化した姿のデイジーでした。
デイジー:『吐いてもらうよ』
『ユニ様を何処に隠してるの?』
炎の余波で髪が煽られ、逆立って居るのがおどろおどろしいです。
『人間じゃないのか!?』 という草壁の叫びに対し、
『修羅開匣は 体に埋めこまれた匣の開匣によって』 『肉体そのものを最強兵器に変えるんだよ』 と
答えるデイジー。
目の窪みがより深くなり、目つきも爬虫類的に変化しています。
ディーノ:『こいつは驚いたぜ……たしかに そのナリじゃ…』 『ある意味 人間超えてるかもな』
もしかすると、修羅開匣を行なうことのできる適合者は、希少なのでしょうか。
これに耐えられるほどの人物が真6弔花なのだとしたら、まさしく彼らは「超人」なのかも
しれません。
また、デイジーがカエルのモチーフと仮定すると、アルコバレーノの相棒ペットのように
真6弔花もまた、それぞれモチーフとなる動物が居るのかもしれませんね。
と、不意にディーノのもとへツナから通信が入ります。
ツナ:『ディーノさん!?』
ディーノ:『!』 『ツナか!?』
ツナ:『よかった無事だっ!!あの…敵は並中にいたんですか?』
ディーノ:『ああ 目の前に化け物みてーなデイジーってのがいる』
ツナ:『え゛!?』
ディーノ:『そっちはどーなんだ? ユニは無事だろうな』
ツナ:『はい……ただ…ザクロにアジトがやられて…』 『オレ達を逃がすために残ったスクアーロが……』
ディーノ:『何!?』
ヒバリ:『!!』
ツナの言葉に目を見開くディーノと、表情は変えずとも反応するヒバリ。
あれ?ヒバリも通信機つけたままなんでしょうか?(←聞くな)
ツナ:『今…オレ達……5丁目の川平不動産て所に避難しています…』
ディーノ:『わかった』
ツナ:『あの…そっちは…』
ディーノ:『まて!』
ツナの言葉を遮り、強制的に会話を止めるディーノ。
その目の前には、ボオオッと炎を噴出させるデイジーの姿がありました。
デイジー:『仲間と話してるよね…』 『ユニ様もそこにいるんだよね…』
『何処だよ!!』
まるでカエルのような格好で、両肩の炎の翼を使いディーノ目掛けて襲い掛かるデイジーを、
『ツナ』 『後で連絡する』 と短く告げたディーノはジャンプで回避します。
そのままの勢いで飛ぶデイジーの速さを目の当たりにしたディーノは
ディーノ:『こうなりゃ全力でいくぜ!!』 『スクーデリア!!』
『天馬超翔(ペガソ・スーペル・サルト・ヴォランテ)!!!』
開匣し、飛び出した天馬に炎の翼が生え、ペガサス状態となりました。
こうなったら、額部分から角が生えてユニコーン状態になってもおかしくはないと思います(ぉ。
なんというか、ディーノらしいですね(笑)。
この翼に触れた物は『みな切り裂かれ、調和によりて 炎となり灰と化す』のだそうです。
驚くデイジーの左腕を、天馬の翼が切り裂きます。
ディーノ:『悪く思うなよ』
笑うディーノですが、
デイジー:『やっぱり今の…』 『知ってるよ』
腕を切り落とされたというのに、不気味な笑みを浮かべるデイジー。
疑問符を浮かべるディーノですが、戦いを見守るロマーリオや草壁の目の前には
千切れたデイジーの腕が形を変え、天馬に巻きつき動きを封じているという
信じられない光景が繰り広げられていました。
ディーノ:(あの腕は天馬超翔により朽ちるはず…どうなっている!?)
訳が分からずにいるディーノの視線の先、ドサッと地面に倒れこむ天馬。
その遥か無効を旋回するデイジーの左腕が、あっという間に再生していきます。
なるほど、やはり人間を辞めてしまわれている意味での「人間を超えた存在」なのでしょうか。
ディーノ:『おもしれえ』 『こい!』
『個人的には匣戦闘(バトル)より』 『肉弾戦の方が好きだぜ』
デイジー:『僕チンも』
リングの炎を、鞭全体へと亘らせ、構えるディーノに、
旋回した勢いのまま真正面から突っ込んでくるデイジー。
『光速天翔(サルト・ヴォランテ・ヴェローチェ・コメ・ルーチェ)!!!』
ディーノが繰り出したのは、鞭を高速で繰り出す奥義。
その威力により、地面が巻き上がりますが
デイジー:『上下右右下前 左右下右上下 左左右下左下』 『右下左上上 左右下下上 上右左下上』
デイジーはその鞭の軌道を読みきり、すべて避けてしまいます。
ディーノ:『!!』(この見切りは反射神経のレベルじゃない!!技がすでに攻略されている!?)
一瞬、無傷のまま自分に突っ込んでくるデイジーの顔に白蘭の顔がダブって見えたディーノは
(まさか!!) と何かに気付きます。
が、次の瞬間。ドッという鈍い音と共に、ディーノの腹に突きたてられるデイジーの左腕。
ディーノ:(…白蘭の奴…) (パラレルワールドで オレの技と すでに遭遇していたんだな…)
(それを分析し 攻略法を真6弔花に伝授していたんだ…)
(スクアーロ…… お前も それでやられたんだな……)
口から血を滴らせながら、そう思いを馳せるディーノですが、
腹の部分からブシャッと血が吹き出し、『う゛』 という呻き声と共に前のめりに倒れ掛かります。
…いくらパラレルワールドで遭遇しているとはいえ、「上下右右…」レベルで
覚えられているのはいかがなものかと思うなんてことは言ってません。
毎回同じ方向にしか鞭を振るってないのかなんてことは言ってませんよ言ってません。
ロマーリオ:『おいボス!!』
草壁:『ディーノさん!!』
叫ぶ二人の目の前、立つ力を失いガクッとデイジーにもたれかかる様にくず折れるディーノですが
デイジーの左手はまだディーノの腹に刺さったままです。
デイジー:『もっと痛くしないと ユニ様の居場所吐かないよね』
言いながらグリッと手を動かすデイジーに、『ぐっ』 『ぐあ!!』 と苦悶の声を上げるディーノ。
『内臓を潰してくよ』 と告げたデイジーですが、次の瞬間
デイジー:『ぶっ』
ヒバリの腕の一振りで吹っ飛ばされます。校舎の壁に激突し、鼻と口から血を流すデイジーは
何が起こったのか、いまいち把握していない様子。
ヒバリ:『ねぇ君達』 『並中で暴れるの』 『やめてくれる?』
『君達には 制裁を与えなきゃね』
トンファーを構えたまま、静かに言い放ったヒバリは、デイジーの腕が引き抜かれた際に
そのまま地面に倒れ伏したディーノを蹴り、ロマーリオの方へ寄越します。
思わず『ぐあっ』 と声を漏らすディーノですが
草壁:『恭さん!!』 『何てことを!!』
ディーノ:『へへっ…借りができちまったぜ』
『助けたのさ…』 『…あいつなりのやり方でな…』
苦笑しつつそう告げるディーノは、弟子のことをよく分かって…
というか、それで納得してよいものか否か;
ディーノ:『やっぱあいつにも 初代守護者に似てるトコあるな…』
草壁:『!?』 『初代ボンゴレ 雲の守護者にですか!?』
ディーノ:『ああ…』
初代雲の守護者は ある国の秘密諜報部のトップだったが
誰にも迎合することはなく 一人でいることを好み ファミリーと足並みを揃えることはなかった…
だが ひとたび ボンゴレI世(プリーモ)の正義と 己の正義とが重なった時には
誰よりも多くの敵を倒し 誰よりも味方に優しかったという
ボンゴレI世と背中合わせの初代雲の守護者の絵がなんとも言えません。
そして、「誰よりも 味方に優しかった」という部分が想像できずに
悶絶しております。もしかして、先程のヒバリの行動も、その優しさに
なぞらえたものなのでしょうか?
だとしたら、少し優しさの定義を見直すことを薦めたいです、ディーノに。
ヒバリ:『いくよ ロール』 『形態変化(カンビオ・フォルマ)』
ボンゴレ匣と融合した状態のバリネズミに、そう声をかけるヒバリ。
ちゃんと名前を付けたのですね。ロールとは、可愛らしいです。
そういえば、全員が自然にヒバードと呼んでいる鳥には、ヒバリは名前を付けたのでしょうか。
ロール:『クピィイイイ!!』
ヒバリに応えるように鳴いたロールの目が鋭く変化し、やがて全身が光に包まれます。
人差し指を立てた状態のひばりの右手に降りてきたのは
ディーノ:『そう…あれが恭弥のボンゴレ匣』
『なにものにも囚われず 我が道をいく浮雲と謳われた アラウディの手錠!!!』
ヒバリと同じ顔でありながら、どうやら金髪らしい初代雲の守護者をバックに、
彼と同じ、手錠をを手にしたヒバリの姿で以下次号!!
アオリで『最強の武器を手に、いざ取締り開始(反撃スタート)!!』 とありますが、
手錠って武器でしたっけ?とツッコんでは負けですか?
投げるとか、隙を突いて手か足に手錠をかませてフルボッコくらいしか思いつきません;
「取締り」と書いて「反撃」と読ませるとは、流石に思いませんでした。
ボンゴレが元々自警団としての顔を持つこと、ヒバリが風紀委員として風紀を
取り締まることが信条であることを考えれば、なるほどといった感じですね。
次号予告の「両面センターカラー」も気になりますが、それ以上に
「雲雀の手錠がデイジーを襲う!! 」のも気になります。
手錠って武器でしたっけ?(2回目)
アラウディというのは、初代雲の守護者の名前でよいのでしょうか。
ということは、朝利雨月というのも、初代雨の守護者の名前だったのかな?(←今更)
並中で暴れるなと言った御本人が、その場所で大暴れしそうな予感がしますが、
XANXUSの誕生日と同じ、10月10日(土)発売の次号が楽しみで仕方ないです。
アニメでは「怪物づかいツナ!」がプチアニメ化するらしいですし、
新刊26巻も発売されて益々盛り上がっていますね。
それにしても、コミックスは加筆修正が多過ぎて驚きます。
本誌を読まれていなかった方は、かなり印象が違うと思います。
コミックスだけご覧になった方はもちろん、本誌をご覧になっていた方の反応も気になります。
なにはともあれ、次回も楽しみです!
リボーン、そしてナッツが登場の今号。
ツナがとてもカッコよいです。
そして、ポスター巻頭カラーでは、黒曜編・ヴァリアー編・未来編での
登場人物が勢ぞろいしています。いつものツナの表情は可愛いですし、
幻騎士やランチアが普通にいることが嬉しいです。
入江はちょっと残念なことになっていますが(笑)。
ラルのスリットは悩殺のレベルを超えていると思います。
それにしても、こうしてみるとやはり、キャラが多いですね。
さて本編。
川平:『真6弔花は行ってしまったよう』 『これで しばらくは大丈夫でしょう』
店の中に入ってきつつ、そう告げた川平のおじさんの言葉に
ほっと安堵の溜息を吐くユニと京子、ツナ。
口をバッテンで塞がれているランボを持っている獄寺の無表情っぷりが面白いです。
川平:『しかし 白蘭ってのもひどい男だ』
『こんな いたいけな娘を』 『殺人集団をつかって追い回すとはねえ』
ユニを見ながらの言葉に、『なんで そんなにオレ達のことを知って…』 と聞きかけたツナですが
それを遮って川平のおじさんは言葉を続けます。
川平:『ああ そーだ…』 『並中へ向かう学ランの子を見たなあ お仲間?』
ツナ:『!』 『ヒバリさんのことだ!!』
『ディーノさんと 並中に落ちた真6弔花を倒しに行ったんです!!』
川平:『大丈夫かねえ?』
『彼らの力を あなどっていないといいんだが』
ツナ:『!』 (彼らの…力…?)
どうやら川平のおじさんは、ツナたちの知らないことまで御存知のようですね。
白蘭や真6弔花の能力なども把握済みなのでしょうか。もしかしたら、真6弔花の
最後の一人、復讐者の牢獄に居る人物や、骸やフランのことも知っているのもと考えてしまいます。
場面変わり並中では、デイジーを中心とした爆発のようなものが起きていました。
その風の中から現れたのは、両肩に翼のような炎を纏い、肌はウロコのようなものに覆われ
また足の先がカエルのようなものに変化した姿のデイジーでした。
デイジー:『吐いてもらうよ』
『ユニ様を何処に隠してるの?』
炎の余波で髪が煽られ、逆立って居るのがおどろおどろしいです。
『人間じゃないのか!?』 という草壁の叫びに対し、
『修羅開匣は 体に埋めこまれた匣の開匣によって』 『肉体そのものを最強兵器に変えるんだよ』 と
答えるデイジー。
目の窪みがより深くなり、目つきも爬虫類的に変化しています。
ディーノ:『こいつは驚いたぜ……たしかに そのナリじゃ…』 『ある意味 人間超えてるかもな』
もしかすると、修羅開匣を行なうことのできる適合者は、希少なのでしょうか。
これに耐えられるほどの人物が真6弔花なのだとしたら、まさしく彼らは「超人」なのかも
しれません。
また、デイジーがカエルのモチーフと仮定すると、アルコバレーノの相棒ペットのように
真6弔花もまた、それぞれモチーフとなる動物が居るのかもしれませんね。
と、不意にディーノのもとへツナから通信が入ります。
ツナ:『ディーノさん!?』
ディーノ:『!』 『ツナか!?』
ツナ:『よかった無事だっ!!あの…敵は並中にいたんですか?』
ディーノ:『ああ 目の前に化け物みてーなデイジーってのがいる』
ツナ:『え゛!?』
ディーノ:『そっちはどーなんだ? ユニは無事だろうな』
ツナ:『はい……ただ…ザクロにアジトがやられて…』 『オレ達を逃がすために残ったスクアーロが……』
ディーノ:『何!?』
ヒバリ:『!!』
ツナの言葉に目を見開くディーノと、表情は変えずとも反応するヒバリ。
あれ?ヒバリも通信機つけたままなんでしょうか?(←聞くな)
ツナ:『今…オレ達……5丁目の川平不動産て所に避難しています…』
ディーノ:『わかった』
ツナ:『あの…そっちは…』
ディーノ:『まて!』
ツナの言葉を遮り、強制的に会話を止めるディーノ。
その目の前には、ボオオッと炎を噴出させるデイジーの姿がありました。
デイジー:『仲間と話してるよね…』 『ユニ様もそこにいるんだよね…』
『何処だよ!!』
まるでカエルのような格好で、両肩の炎の翼を使いディーノ目掛けて襲い掛かるデイジーを、
『ツナ』 『後で連絡する』 と短く告げたディーノはジャンプで回避します。
そのままの勢いで飛ぶデイジーの速さを目の当たりにしたディーノは
ディーノ:『こうなりゃ全力でいくぜ!!』 『スクーデリア!!』
『天馬超翔(ペガソ・スーペル・サルト・ヴォランテ)!!!』
開匣し、飛び出した天馬に炎の翼が生え、ペガサス状態となりました。
こうなったら、額部分から角が生えてユニコーン状態になってもおかしくはないと思います(ぉ。
なんというか、ディーノらしいですね(笑)。
この翼に触れた物は『みな切り裂かれ、調和によりて 炎となり灰と化す』のだそうです。
驚くデイジーの左腕を、天馬の翼が切り裂きます。
ディーノ:『悪く思うなよ』
笑うディーノですが、
デイジー:『やっぱり今の…』 『知ってるよ』
腕を切り落とされたというのに、不気味な笑みを浮かべるデイジー。
疑問符を浮かべるディーノですが、戦いを見守るロマーリオや草壁の目の前には
千切れたデイジーの腕が形を変え、天馬に巻きつき動きを封じているという
信じられない光景が繰り広げられていました。
ディーノ:(あの腕は天馬超翔により朽ちるはず…どうなっている!?)
訳が分からずにいるディーノの視線の先、ドサッと地面に倒れこむ天馬。
その遥か無効を旋回するデイジーの左腕が、あっという間に再生していきます。
なるほど、やはり人間を辞めてしまわれている意味での「人間を超えた存在」なのでしょうか。
ディーノ:『おもしれえ』 『こい!』
『個人的には匣戦闘(バトル)より』 『肉弾戦の方が好きだぜ』
デイジー:『僕チンも』
リングの炎を、鞭全体へと亘らせ、構えるディーノに、
旋回した勢いのまま真正面から突っ込んでくるデイジー。
『光速天翔(サルト・ヴォランテ・ヴェローチェ・コメ・ルーチェ)!!!』
ディーノが繰り出したのは、鞭を高速で繰り出す奥義。
その威力により、地面が巻き上がりますが
デイジー:『上下右右下前 左右下右上下 左左右下左下』 『右下左上上 左右下下上 上右左下上』
デイジーはその鞭の軌道を読みきり、すべて避けてしまいます。
ディーノ:『!!』(この見切りは反射神経のレベルじゃない!!技がすでに攻略されている!?)
一瞬、無傷のまま自分に突っ込んでくるデイジーの顔に白蘭の顔がダブって見えたディーノは
(まさか!!) と何かに気付きます。
が、次の瞬間。ドッという鈍い音と共に、ディーノの腹に突きたてられるデイジーの左腕。
ディーノ:(…白蘭の奴…) (パラレルワールドで オレの技と すでに遭遇していたんだな…)
(それを分析し 攻略法を真6弔花に伝授していたんだ…)
(スクアーロ…… お前も それでやられたんだな……)
口から血を滴らせながら、そう思いを馳せるディーノですが、
腹の部分からブシャッと血が吹き出し、『う゛』 という呻き声と共に前のめりに倒れ掛かります。
…いくらパラレルワールドで遭遇しているとはいえ、「上下右右…」レベルで
覚えられているのはいかがなものかと思うなんてことは言ってません。
毎回同じ方向にしか鞭を振るってないのかなんてことは言ってませんよ言ってません。
ロマーリオ:『おいボス!!』
草壁:『ディーノさん!!』
叫ぶ二人の目の前、立つ力を失いガクッとデイジーにもたれかかる様にくず折れるディーノですが
デイジーの左手はまだディーノの腹に刺さったままです。
デイジー:『もっと痛くしないと ユニ様の居場所吐かないよね』
言いながらグリッと手を動かすデイジーに、『ぐっ』 『ぐあ!!』 と苦悶の声を上げるディーノ。
『内臓を潰してくよ』 と告げたデイジーですが、次の瞬間
デイジー:『ぶっ』
ヒバリの腕の一振りで吹っ飛ばされます。校舎の壁に激突し、鼻と口から血を流すデイジーは
何が起こったのか、いまいち把握していない様子。
ヒバリ:『ねぇ君達』 『並中で暴れるの』 『やめてくれる?』
『君達には 制裁を与えなきゃね』
トンファーを構えたまま、静かに言い放ったヒバリは、デイジーの腕が引き抜かれた際に
そのまま地面に倒れ伏したディーノを蹴り、ロマーリオの方へ寄越します。
思わず『ぐあっ』 と声を漏らすディーノですが
草壁:『恭さん!!』 『何てことを!!』
ディーノ:『へへっ…借りができちまったぜ』
『助けたのさ…』 『…あいつなりのやり方でな…』
苦笑しつつそう告げるディーノは、弟子のことをよく分かって…
というか、それで納得してよいものか否か;
ディーノ:『やっぱあいつにも 初代守護者に似てるトコあるな…』
草壁:『!?』 『初代ボンゴレ 雲の守護者にですか!?』
ディーノ:『ああ…』
初代雲の守護者は ある国の秘密諜報部のトップだったが
誰にも迎合することはなく 一人でいることを好み ファミリーと足並みを揃えることはなかった…
だが ひとたび ボンゴレI世(プリーモ)の正義と 己の正義とが重なった時には
誰よりも多くの敵を倒し 誰よりも味方に優しかったという
ボンゴレI世と背中合わせの初代雲の守護者の絵がなんとも言えません。
そして、「誰よりも 味方に優しかった」という部分が想像できずに
悶絶しております。もしかして、先程のヒバリの行動も、その優しさに
なぞらえたものなのでしょうか?
だとしたら、少し優しさの定義を見直すことを薦めたいです、ディーノに。
ヒバリ:『いくよ ロール』 『形態変化(カンビオ・フォルマ)』
ボンゴレ匣と融合した状態のバリネズミに、そう声をかけるヒバリ。
ちゃんと名前を付けたのですね。ロールとは、可愛らしいです。
そういえば、全員が自然にヒバードと呼んでいる鳥には、ヒバリは名前を付けたのでしょうか。
ロール:『クピィイイイ!!』
ヒバリに応えるように鳴いたロールの目が鋭く変化し、やがて全身が光に包まれます。
人差し指を立てた状態のひばりの右手に降りてきたのは
ディーノ:『そう…あれが恭弥のボンゴレ匣』
『なにものにも囚われず 我が道をいく浮雲と謳われた アラウディの手錠!!!』
ヒバリと同じ顔でありながら、どうやら金髪らしい初代雲の守護者をバックに、
彼と同じ、手錠をを手にしたヒバリの姿で以下次号!!
アオリで『最強の武器を手に、いざ取締り開始(反撃スタート)!!』 とありますが、
手錠って武器でしたっけ?とツッコんでは負けですか?
投げるとか、隙を突いて手か足に手錠をかませてフルボッコくらいしか思いつきません;
「取締り」と書いて「反撃」と読ませるとは、流石に思いませんでした。
ボンゴレが元々自警団としての顔を持つこと、ヒバリが風紀委員として風紀を
取り締まることが信条であることを考えれば、なるほどといった感じですね。
次号予告の「両面センターカラー」も気になりますが、それ以上に
「雲雀の手錠がデイジーを襲う!! 」のも気になります。
手錠って武器でしたっけ?(2回目)
アラウディというのは、初代雲の守護者の名前でよいのでしょうか。
ということは、朝利雨月というのも、初代雨の守護者の名前だったのかな?(←今更)
並中で暴れるなと言った御本人が、その場所で大暴れしそうな予感がしますが、
XANXUSの誕生日と同じ、10月10日(土)発売の次号が楽しみで仕方ないです。
アニメでは「怪物づかいツナ!」がプチアニメ化するらしいですし、
新刊26巻も発売されて益々盛り上がっていますね。
それにしても、コミックスは加筆修正が多過ぎて驚きます。
本誌を読まれていなかった方は、かなり印象が違うと思います。
コミックスだけご覧になった方はもちろん、本誌をご覧になっていた方の反応も気になります。
なにはともあれ、次回も楽しみです!