2週続けて、試乗三昧
夏~初秋のスポーツ大会参加集中月間を終え、興味が、またまたオートバイに移行してきます。
ということで、先々週末の土曜日、先週末の土曜日と、2週連続、2つのハーレー販売店で、試乗です。
まずは、先々週末の土曜日。
はじめに乗ったのは、この日お目当てのハーレーダビッドソン、スポーツスターXL1200CA。
コレに乗りたくて、わざわざちょっと離れた販売店までやって来たのです。
XL1200Cをベースにした、今年の新作メーカー・カスタム・バイクです。
ドラッグバータイプの一文字ハンドルにミッドコントロールのステップで、ちょっと前傾猫背で乗ると、気持ちもちょっと高ぶります。
タンクのカラーリングが、ナスカーをイメージしたとのことで、アメリカンで、ちょっとレトロなレーシーで、いい感じです。
前輪タイヤは、一番候補のフォーティーエイトと同じく16インチのファットタイヤでイカシテます。
アルミキャストホイールが、これまた、いい。
そして、何より、この後ろからのボリュームのある姿、セクシーでたまりません。
う~ん、カッコいい!
でかいタンクは、スポーツスターには似合わないとずっと思ってましたが、これはカッコいいです。
こっちもいいなぁ~。
迷いますね。
お次は、ソフテイル・ファットボーイ・ロー。
YAYAさんが乗っているのと同じ種類のバイクです。
ターミネーターで、シュワルツネッガーが乗り回して、一躍人気になりました。
ソフテイルシリーズの特徴で、リアサスペンションが隠ぺいされていて、一見リジットに見えるシンプルなフレームデザインがいいですね。
これまた、太い前輪タイヤと、ディスクホイールがイカシテマスね。
足元は、フットボードスタイルで、ゆっくりとクルージングするにはぴったりです。
後姿も、どっしりしてます。
後輪もブットイです。
シフターは、フットボードの上の、シーソータイプで、かかと落としで、ガシャン、とシフトアップすると、気分が出ます。
カッコいいし、二人乗りもできるし、エンジンフィールもスポーツスターよりパワーがあって、ギアを気にせず流せます。
押すと滅茶苦茶重いですが、走らせれば、とっても乗りやすいです。
スポーツスターではなく、ビックツインなら、これですね。
でも、価格が・・・。
そして、先週末の土曜日は、いつも行ってる販売店へ。
試乗するのは、大本命のハーレーダビットソン・スポーツスター・XL1200X・フォーティーエイト。
フォーティーエイト・・・。
別に、アキバのどこぞの女子グループの人気にあやかったわけではありません。
このバイクの特徴たる、ピーナッツタンクと呼ばれる超小型のフューエルタンク(容量わずかに7.9リットル)を付けたバイクが1948年にデビューしたので、その年にあやかって銘銘された愛称です。
早速、試乗手続きをして、販売店前から発車。
今回は、都合4台目のハーレーの試乗でもあり、ハーレーの中では小型の1200ccクラスのバイクなので、特に緊張感もなく、試乗を楽しめました。
試乗のコースに自宅前を取り入れ、自宅前のキャベツ畑の前で途中下車します。
いえの窓から、家族にわたしの雄姿をみてもらおうと、携帯電話で自宅へ電話します。
電話に誰も出ません。
留守電になってしまいました・・・。
みんな、近所の神社のお祭りに出かけたようです。
・・・。
仕方なく、一人でフォワードステップの乗車姿勢を記念撮影。
レンタルヘルメット姿が全然イケテナイです。
でかい頭のわたしには、クラシカルなジェットヘルは似合わないみたいです。
バイクは、文句なしに、イケテます。
ファットな前輪、小ぶりなピーナッツタンク、低く抑えられた車体、カッコいいです。
ミラーがハンドルの下にぶら下がってます。
1名乗車のシングルシートです。
試乗したバイクのタンクカラーは、ディープブルーです。
買うなら、レッドか、ブラックか・・・。
余分なものを削ぎ落とした後ろ姿。
文句なしに、カッコいいバイクです。
これが、メーカーカスタムとはいえ、「つるし」のバイクなんですから、ハーレーってのは懐の深いメーカーです。
で、先々週浮気した、XL1200CAとの比較。
乗り心地は、良くないです。
短い乗車時間だったので、苦痛を感じるほどではありませんが、リアサスが動いてくれてないことを、走行中に感じます。
見かけ重視で、ストロークを削ってローダウンしたサスペンションなので、ゴツゴツしています。
アメリカ人の標準体重85kgに合わせて設計されているらしいですから、こんなに固くて、動かないサスペンションなのでしょう。
まぁ、自転車よりは乗り心地はいいですが。
XL1200CAは、これに比べればサスストロークもあり、シートも厚めだったので、乗り心地は良かったです。
タンクが小さいので、ニーグリップはできません。
この小さなタンクが、このバイクのアイデンティティーですが、7.9リットルという容量は少ないです。
あまたのXL1200X乗りが、ツーリングの時に、残燃料を常に気にしないといけない、とブログで書いています。
XL1200CAは、タンクがボリュームあるので、しっかりニーグリップできて、コーナーとか曲がりやすかったです。
タンク容量もあるので、ツーリングにも向いてます。
バンクさせると、ステップをする前に、簡単にマフラーを摺ります。
XL1200CAは、ステップを摺りました。
どっちもどっちですが、比較すれば、XL1200CAの方がフォーティーエイトよりはバンク角がありそうです。
あと、私には、ハンドル位置がちょっとだけ遠い感じです。
ハンドル位置の遠さ加減は、XL1200CAと同じ感じでした。
指二本分くらい、手前に来て欲しいです。
ハンドルは、カスタム用にアフターマーケットであまた出てますから、交換すれば問題ないでしょう。
全体のフォルムを低く見せるために、わざわざハンドルの下側に付けられたサイドミラーも、思ったほど視認性は悪くなかったです。
XL1200CAのドラッグバーハンドルに付いたミラーの方が、二の腕が映りこんで、後方が見にくいくらいです。
まぁ、どちらにしても、慣れの問題の範囲かと。
心配していた、フォワードコントロール(足を前に投げ出す位置についたステップ)ですが、とくに違和感なく操作できました。
わざわざ、これをミッドコントロールに交換する人もいるようですが、とりあえずは、このままでも操作は問題ないし、こっちの方がカッコいいから、はなからステップ位置変更ってのは、必要ないと感じました。
何より、ちょと猫背の前傾姿勢を取り、足を前に投げ出した乗車姿勢で、股間に振動するVツインエンジンを感じながら、アクセル一ひねりで、ドルドルドルッ、と加速している時は、自分イケテルんちゃうの、って感じがして気分がいいです。
ゆっくり乗っていても、楽しいバイクです。
・・・というか、このバイクでコーナーを攻めるなんてのは、正気の沙汰ではないでしょう。
試乗してみての結論。
XL1200CAと比較して、フォーティーエイトが優れている点は、たったの一つ。
カッコいいです。
XL1200CAもなかなかカッコいいですが、フォーティーエイトの方が、より、カッコいいです。
乗りやすさを犠牲にしてまで、こだわったカッコよさに軍配。
やっぱり、このバイクがいいですね。
ハーレー乗りのイメージって、やっぱり、肩出して、タトゥーして、口髭、バンダナ・・・そんな感じですよね。
一番やりたくないかっこうです。
袖の付いている皮ジャンなら、大歓迎です。
それにしてもみんなデッカイ!
フォーティーエイトは、とにかく、バンク角がむちゃくちゃ浅いです。
ひらりひらりは無理そう。
交差点の右折で、マフラー擦ります(汗
しばらくは試乗三昧で楽しみます。
気長にいきます。
S字の切り替えしなどはへたなスポーツ車よりも軽快です。
ファットボーイでもNSRなんかと普通に峠で遊べましたから♪
まだマイマシンを所有されたことのない方とは思えない試乗レポですね。さすがです
で、マシンは決まった。さて....