わたしのいえ・プロジェクト

マイホーム新築の記録と、それにまつわる、アレやコレ。

08/12/30(日)記 引越し4日目をふり返る

2008-12-30 21:10:28 | HouseからHomeへ

08/11/28

引越し4日目・プラズマテレビ来る

深夜、家族が寝静まったいえに帰宅すると、巨大なダンボール箱が届いていた。

これはまさしく、42インチ・プラズマテレビだ。

さすがに大きい。

電気屋さんで見たときよりも、1.2倍くらい大きい。

電気屋さんで、現物を比較し、確かめ、検討して、ネット通販で買ったのが、届けられた。

早速、カッターでガムテープを切り裂いて、ダンボール箱を開けてみる。

上からテレビを箱から取り出そうとするが、思った以上に重い。

ひとりで持ち上げるには、重すぎる。
これでは箱から取り出すことができない。

一瞬、明日の朝まで我慢して、妻と一緒に取り出そうかと思ったが、やはりあきらめきれない。
明日の朝までなんて、とても待てない。
そんなことしたら、寝付けない。
今すぐ、その雄姿を拝見したい。
かと言って、テレビを取り出すのを手伝ってくれと言って、深夜に寝付いた妻を起こすわけにはいかない。
おこられるだけだ。
起きるわけがない。

ここは、ひとりでやるしかない。

ダンボール箱の側面を切り開き、横から取り出すことにする。

賢い戦法だ。

でも、横から取り出すにしても、発泡スチロールの緩衝材から浮かせるために、テレビをある程度は持ち上げないといけない。

上から覆いかぶさるようにして、両手で、大画面の両側を持ち、テレビを胸に抱え込む。
やはり重い。
腰が抜けそうだ。
気合一発持ち上げる。

何とか、15cmほど持ち上げる。

 落としたら、わたしの夢が砕け散る。

落としてなるものか。必死に取り出す。

重い・・・。

やっとの思いで、箱から取り出すことに成功。

テレビをゆっくりと床に下ろす。

床に立てて、倒れないように両手で支える。

腰が・・・。

でも、このままでは何もできない。

後には退けない。

前進あるのみ。

テレビを、付属の据え付け台に取り付けないといけない。

腰と、腕の回復を待ち、再びテレビに挑みかかる。

テレビを持ち上げる。
こめかみに血管を浮き立たせる。
声は出さないが鼻息は荒い。
タオルを敷いたテーブルに、テレビを画面を下に、ゆっくりと横たえる。

ばたんと倒せば、わたしの夢が砕け散る。

慎重に、ゆっくりと、腕をプルプルさせて横たえる。

腰が・・・。

フンガーっと言いながら、なんとかテレビを横たえることにも成功。

横たえたテレビの下面に据え付け台をネジ止めする。
これは楽勝な作業だ。
問題は、もう一度起こして、持ち上げて、棚に乗せなくてはいけないこと。

腕の筋力の回復のため、しばしの休息後、気合を入れなおして、テレビに最後の戦いを挑む。

抱え込んで、起こす!

そのまま持ち上げて、造り付けの棚に乗せるぅぅぅ!!!

画面の両端を抱え込むようにテレビを掴むが、手が滑りそうだ。

滑って落とせば、わたしの夢が砕け散る。

深夜なので、家族に迷惑はかけられない。

心の中で、ウオォォォリャー!と絶叫。

カラータイマーが点滅している。

腕が限界・・・。

必死の思いで、なんとか台の上にのせる。

緊張の連続、かなり危ない橋を渡った。

まだ腕がプルプルしている。

やった。

早速、コンセントをつなぎ、電源スイッチをカチリと押してみる。

しばしの沈黙のあと、でっかい画面の端に、文字が浮かび上がる。

セッティングの画面だ。

ふむふむ。

はいはい。

リモコンで、次ぎへと。

プチットな。

・・・アンテナも、ケーブルテレビの接続も、なんにもできてない。

どうやら、これ以上進めないようだ。

画面の指示通り電源を切る。

結局、何も見れないで終了。

アンテナがつながっていないのだから、当然といえば当然の結末だが、でも、釈然としない。

かなりの体力を消耗し、緊張感とプレッシャーと戦い、物凄く危ない橋を渡ったのだが、何も得るものは無かった。

焦っても得るものは少ない。

つかれた・・・。

 

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