KONASUKEの部屋

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スグリゾウムシ20210406

2022年02月02日 | コウチュウ目
スグリゾウムシ。
同属は国内に8種いるそうで、同定間違いの可能性もあります。
※ハリゲスグリゾウムシ、スグリゾウムシ、ホソゲスグリゾウムシ、メシマスグリゾウムシ、チビスグリゾウムシ、カキゾウムシ、ケナガスグリゾウムシ、ケブトスグリゾウムシ

分類:
コウチュウ目ゾウムシ科クチブトゾウムシ亜科
体長:
5~6mm
分布:
北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
4~10月(年1化)
成虫で冬越し?
エサ:
フサスグリ、スグリ、キイチゴ類、オランダイチゴ、ユキヤナギ、コデマリ、カリン、ツツジ類、アラカシ、ハナミズキ類、ミカン、ハッカ、マメなど広食性。
成虫・・・葉
幼虫・・・根
その他:
体型は丸い。
体色は黒色だが、鱗片で被われて灰白色に見える。
上翅には中央付近の後方に暗色の横帯がある。
上翅の長さと幅はほぼ同じ。
口吻はあまり長くない。
近似種のカキゾウムシに似るが、本種の方が丸い。
単為生殖を主とし、ほとんどの場合♂は出現しないが、女島と中国大陸では両性生殖するという。
樹上性で、広葉樹を中心とする樹林と林縁、公園、社寺境内などで見られる。
昼行性だが、活動は不活発で、飛翔することも少ない。
葉の縁を半円状に摂食する。
成虫は多数集合する性質が強い。
普通種で個体数も多い。
♀は食樹の葉裏に数個~数十個の卵塊を産付する。
その際、葉に切れ目を入れ折り畳んで卵を隠す習性がある。
幼虫は地中性。
土中で蛹化する。
詳細な生活史はハッキリしていない。
参考:
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
昆虫エクスプローラ
裏山草花昆虫記
農研機構
しずおかみんなの「しぜんたんけんてちょう」
自然観察雑記帳
タキイ種苗株式会社
昆虫研究所
福光村昆虫記
廿日市市の自然観察(昆虫)
トッコス爺の身近な花・虫。鳥撮り
博物雑記
身近な生き物の記録~昆虫と野鳥と時々その他~


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