KONASUKEの部屋

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キボシアシナガバチ20190807

2020年03月07日 | ハチ目
キボシアシナガバチ。
胸に黄色い縦筋はありません。
腹の節には赤茶色の帯があって、黄色い斑紋はありません。

類似種のコアシナガバチでは、腹に黄色の斑紋があります。

分類:ハチ目スズメバチ科アシナガバチ亜科
体長:13~18mm
分布:北海道、本州、四国、九州
   平地~山地
成虫の見られる時期:5~10月
          成虫(女王)で冬越し
エサ:成虫・・・花の蜜
   幼虫・・・チョウ目の幼虫や小型のクモ類など(成虫の作った肉団子)
その他:前胸背板は黒色か茶褐色で、黄色の縦筋はない。
    腹部の第2節以降の節に、赤褐色の帯があり、黄色の斑紋はない。
    (コアシナガバチでは第3・4節に黄色の斑紋がある。)
    前伸腹節の黄色斑は消失していることも多いが、第1背板の黄色斑は消失しない。
    頭楯は橙黄色。
    ♂は暗色になり、触角がやや長い。
    昼行性。
    攻撃性は比較的強いが、巣を刺激しない限り刺しに来ることはない。
    巣は木の枝や葉裏に作られ、繭のふたは鮮やかな黄色。
    巣材は植物の茎や表面の毛、初期には枯れた植物や樹皮なども使う。
    営巣規模は30房~120房程度。
    大型スズメバチ類の襲撃を受けることがある。
    林縁、公園、寺社境内、畑、人家の庭などで見られ、自然の残る都市郊外や低山帯で見られることが多い。
    巣は一頭の女王と働きバチ、秋に生まれる♂で構成される。
    まず女王が活動を開始→働きバチが生まれる→♂・新女王が生まれる→新女王が越冬↩というサイクルを1年で行う。
    朽木の樹皮下や砂地の崖などで単独越冬する。
    ウスムラサキシマメイガやヒメバチ科の一種、ヤドリバエの一種などに寄生される。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
   ポケット図鑑日本の昆虫1400②(文一総合出版)
   ハチハンドブック(文一総合出版)
   かたつむりの自然観撮記

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