食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『カブトムシ・レスキュー隊』

2012年10月02日 18時13分27秒 | 日記

 

去年の夏に産んだ卵は、夏前に幼虫を町内の保育園、幼稚園に寄付、残りのものは

成虫にして一部は売り出すつもりだった。子供たちに配ったところまではよかったが、

害獣テンに食べられてしまい、ほぼ全滅した。ことしも外部からカブトムシがここで卵を

産むようにとハウスの戸を開けていた。

一昨年は路地の堆肥で幼虫になっていたカブトムシがイノシシに食べられてしまった

ことを、ふと思い出し、もう幼虫になっているはずだからと覗いて見た。(今は周囲をメッ

シュ(金属性)で囲っているためイノシシ被害はなくなった)何と何と、幼虫が食べられて

いるではないか。掘り起こされ、死んでいるものも数十は下らない。

このままにしておくと、夏前と同じように全滅してしまう。メンバーと相談し今後の対策を

検討している。雪が降るようになると屋根部分の網を取り除かないと雪の重さでハウス

が潰れる。そうなると身軽なテンのこと、難なくハウス内に入ってしまう。当面は電気柵

で防げるが、これも雪が降るとショートして用を為さなくなってしまう。

こんなに早くから来年のカブトムシのお世話をしなければならなくなるとは思いもしなか

った。このカブトムシの幼虫は堆肥の何処を掘ってもゴロゴロと出てくるから、未だ被害

は軽微のようだ。これからの対策次第で、それこそ生存率が変わる。

午後中かかって、草取りをした後に電柵設置を終えた。小高い所から降りる際の夕日

すっかりと秋らしく見えた。

                            すっかりと成長していたカブトムシの幼虫


『定期検診Ⅲ』

2012年10月01日 18時23分02秒 | 通院

 

腫瘍マーカーSCCは食道がん、胃がんなどのチェックに有効とされるものだが、許容

は1.5ng以下となっている。腫瘍マーカーの多くは癌判定というより、その数値が上

昇していく経過をみて再発、転移の兆候を見取るのに使われている。

SCCの許容値は狭い幅なのに、日差が25%(1日内の変動)もある。1.5の25%は0.375だ

からSCC=1.2の場合、最大の日差が出た場合1.2+0.375=1.575で許容値を越える、つ

まり朝一は1.2だが昼には1.575なんてこともある訳だ。また、唾液や汗、喫煙、薬など数

多くのものに反応するし、個人差が大きいものらしい。私の場合、前回、6月は上限の

1.5だがH22/12には1.7に上昇したことがある。過去のことを聞いてみたら、術前の記録

では1.7、術直後にも1.7となってた後に1年くらいは1.5以下だった経緯がある。どうも私

の場合は1.5を越えた辺りをウロウロするタイプかもしれない。今日は9/20実施分の結果

を聞きに行った。前回と同様の1.5だった。

当り前のことだが先生の説明では数値の上昇傾向が続けば、何らかの処置が必要にな

るが、私のような数値で落ち着いている場合は所謂、誤差の範疇になるとのことだ。

こうした数値の経過に神経質になる方や医者への事細かな質問攻めにする方、病気

事だから心配で仕方がないからのことだ。心理はよく理解できる。

私は自分の考えや信頼できる医者に出会ったこともあり、出来るだけ心配しないように

心掛けている。勿論、疑問があれば質問はする。

本日の先生のお言葉

『手術から3年経過しまた。5年生存率が一応の目安になっているが3年くらい過ぎると

存率は高くなります。多重癌だったけど順調に回復してきた。この調子で頑張って下

い。』

『残りの2年は長いですね』は私の言葉。

この3年はあっと言う間に過ぎたが、生存率にかかる話のこれからの2年は不安がある訳

はないが、長そうに思う。別の自分は、もう3年も経ってしまったのであと2年はあっと言

う間、2つの思いが行ったり来たり。


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