食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『島根県の自殺率』

2012年10月17日 17時46分02秒 | 日記

新聞の片隅に島根県の自殺率は全国6番目云々とあったが詳細に見てなかったか

ら正確なものかはっきりしない。しかし上位に位置していることは間違いない。

都道府県別の統計数値を見ると上位が常連になっている県もある。統計の取り方に

もよるのかもしれない。山梨県の富士山樹海は自殺の名所、発見された場所は山梨

県、本人は島根県、これはどこの数値に入れられるのだろうか。統計のことは別として、

私なんぞは煩悩の塊り故、当然のこと生への執着も強いから、病気になっても何とか

治そうと必死になっている。自分で自分の生命を断つのだから、私には考えられない

強い意志が働いているのだろう、としか想像できない。

この記事を見てから、自分の周りにあったことを思い返してみると、知人、友人に自殺

をした方が結構おられたのだ。同年代若しくは近くの方で6人、40代の人が1人これら

の人は知人よりも深い関係だ。この数字が高いものか低いものか知らないが、私には

高いように思われる。私の感覚では1人でも多いような気がするからだ。

自殺に至った本当の理由は分からない。何れの方々も真面目に仕事をし一生懸命に

生きておられたから、傍目から見ているだけでは重大な決意をしているようには感じら

れなかった。自殺に関する統計は警察庁、厚生省など色々なものがあり、新聞記事は

どれを使っていたのかわからないが、自殺率は10万人当たり何人が自殺をしたかを表

している。

平成23年、27.3%、24年速報値20.5%と減少傾向にあるようだ。県別による自殺事情の

違いがあるとは思えない。しかし秋田県は10数年もトップだったようで私の持つイメー

ジとは全く一致しない。行政としては原因究明、対策をと一生懸命だろうが肝心の理

由を語る人が居なくなっているから、推定の対策にならざるを得ないのでは。

5年生存率と闘っている身としては、とても残念なこととしか受け止めようがない。


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