食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『演劇鑑賞』

2012年10月14日 18時00分21秒 | 日記

朝から晴れたり曇ったりの不安定な一日だった。今朝は妻が早くから張り切っている

なーと布団の中で思っていたら、そのはず8時から国道の草刈りの日だった。

草刈り業者が入って間もなかったため、私たちは微に入り細に入りの作業ができ、と

てもきれいに仕上がった。皆さん業者がきれいにした後、ということを知っておられる

ので参加者は少なかった。ここの作業を終えて畑に直行し、今度は畑の草取り。

午後から町内にある、しいのみシアターで初公演演目『安寿と厨子王』の初日公演

があり、それを観に行った。久々の新作は期待した通りの素晴らしいものだった。

寿と厨子王の母役は女優の草村礼子さんが演じられた。先般まで放映されていた

滅茶苦茶朝ドラ『梅ちゃん先生』で痴呆老婆を演じておられた方。

シアターの責任者、園山土筆さんと草村さんは同じ先生に弟子入りされ学ばれたそ

うだ。シアターは立ち見を合わせても130人くらいの小さな劇場だから、舞台と観客の

間が狭く演じる方によると気が抜けないそうだ。観る側からいうと、すごく迫力を感じる。

今回の演目は、どうも女性好みのようで観客の70%くらいは女性だった。有名な物語だ

から筋について云々の必要はないが、母と再会するラストシーンは涙する人が多くお

られた。私は危なくなりそうになると、別のことを考えるようにして涙を抑えていた。


リンク