食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『夢追人、海の青、緑のサヨリ』

2013年06月08日 18時10分40秒 | 趣味

鉛筆みたいだったサヨリは三十センチ余のものが混じる様になり群れを作り水面をゆ

うゆうと泳ぐ。その群れはグリーンベルトのように見える。サヨリの口は長いくちばしが

下側に延びその上にある。餌はジャンボを一つ選び(一センチ位で爪楊枝の太さ)小

さな針につける。針が見えると近くに来ても餌を食べないことから目はよさそうだ。エサ

をすーっと引くようにすると追い掛けて来てパクッと食いつく。

そこですかさず合わせないと餌を吐き出す、針を察知してのことだろう。このタイミング

が悪いと見ながら釣ることは出来ない。浮木をつけて浮木下、二十センチで釣る方法も

あるが餌を追わせた方が圧倒的によく釣れる。餌つけの面倒なことはこの上なし。辛抱

が先か釣りが先か。波止場などに居付いたものはまき餌などにつられて近場に寄って

来るので、それを釣り上げる。外海では回遊してきたものを、同じく撒き餌をして逃がさ

ないようにする工夫が必要になる。

行けばクーラー半分から一杯は釣れるが閉口するのは竿や手に小さなウロコがかさば

るほど付き、終いにはバリバリ剝れるほど付き、独特の臭いもする。それは洗っても取れ

難く厄介だ。刺身、お婆ちゃんが得意にしていたサヨリに味噌を挾んで焼いて食べる方

法、そして吸いものが代表料理。妻は近所に配った残りを開きにして薄塩をかけ干物に

していた。豊富にあるから出来ることであって、買ってはできないことだ。買えばいが、

釣りに行けば安いコストで沢山釣れる、採算のとれる数少ない魚の一つだ。


『遠い汚染水処理』

2013年06月08日 17時29分43秒 | 日記

東電が地元にバイパスで汲み上げた地下水を海に流す計画を説明した。最初とは

状況が異なり、核物質は一切含んでいない状態から基準値以内のセシウムが含ん

でいる地下水、となったから地元からの理解を得るには何倍もハードルが高くなった。

案の定、昨日の説明会では異論が続出し理解を得ることは難しい。

その中で『汚染されていない綺麗な地下水なら東京湾に流せばいい』という意見が

出された。尤もな意見で、今まで償いきれない迷惑をかけてきたのに、未だこの上、

何を背負えと言うのか。この意見、実に的を得ている。

今回の震災である自治体は『復興予算』を自分たちが『猫ババ』していることを知り

ながら、屁理屈をつけて平気で流用している。そうした自治体は、最低でもこの綺麗

な地下水を受け入れるべきである。恥を知らないなどと罵っても仕方はないが、納税

者はそいつらのために復興税を納めようと言っているのではない。復興支援をすると

言いながら役に立たないで猫ババ自治体どもは日本の恥だ。支援をするふりだけで

心の痛まない自治体どもは、何もして欲しくはないが、せめてこんな邪魔だけはする

な。地元の『東京湾・・・』の意見は実現しないだろうか。これは何の不合理もない話

ではないか。地下水であり法定基準以内の水だから、別の人の意見として『飲み水

にも、洗濯にも使うことができる』ならば、東京湾に限定しなくても、感情を考慮し福

島以外の海でもいいではないか。ここで、役に立たない政府は傍観していないで、き

ちんと取りまとめをしろと口角泡を飛ばして叫びたい。


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