食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『訃報、ザーサイ漬け全滅』

2013年06月25日 23時27分16秒 | 日記

第1陣にカビがきて討ち死にした時、塩水に漬けこんだザーサイは持ち堪えてい

た。水分もあったし色に特別おかしそうなこともなかった。

ただ一つ、袋の上に板を敷きその上に重石を置いていたのだが、板にカビらしき

ものがついていたので、これが悪影響を及ぼさなければいいと心配していた。

やはり、そのカビらしきものがビニール袋の中まで伝染したのではないかと思われ

る。大根漬けと同じような要領で漬ければ上手くいくはずだが、全滅だから、再び

種まきから始めなければならない。

用心して一部を冷蔵庫でと、考えたものの多分大丈夫の安易さで失敗してしまっ

た。小さなビンに1ビンでも残しておけばよかったと悔いることしきり。


『震災鎮魂の旅、中越地震Ⅲ』

2013年06月25日 18時14分44秒 | 旅行

旧山古志村の有名なものは牛の角突きで隠岐の島と同様に、闘牛場があるらしい。

私たちは興味がないので、そこに行って見ることはしなかった。

他に特別なものはなさそうだが、地産池消を売りにした小さな食堂『山古志のごっつ

お(ごちそう)、多菜田』があることを知り、昼食は其処で食べることにした。実は木籠

に行く途中、先にここに来てしまったが開店は11時ということで野菜直売所も閉まっ

ていた。だから正確には2度目の訪問になる。

ガラガラと戸を開けると、普通の家のように玄関と上がり框(かまち)、どう見ても食堂の

ように見えないから、声をしてみると『どうぞ』の返答。

家に上がり戸を開けると10畳ほどの部屋があり、食卓が並べられていた。先客もお

れ、私たちが3組目のお客だった。私は餅に目が眩み『餅入りのうどん』を頼む、

妻は山菜蕎麦にして、付け合わせとして天ぷらを頼んでみた。

これがまた、失敗だった。量が多く食べ残してしまったからtake out用にと詰め込ん

貰う結果になった。詳細は不明だがこの店は元気ある女性グループが立ち上げ

たもので、宿泊も可能らしい。店の横に野菜直売所はあったが本日は閉店中だ

った。近年の女性グループのパワーは凄いと思う。

男連中は『あれが心配、これが心配』と論議を繰り返すのに対し女性は度胸とばかり

に『やってみければ分からない』と行動を起こす傾向にある。

女性の起業化が多くなっているのも何となく頷ける。

この地では未曾有と言われた被害はあったが、人の力の及ぶ範囲での復興は果た

した。不可能な修復は避けて新たなう回路の建造などで全くの元通りにはならなかっ

たが暮らすのに不便なことは解消されている。

今回は東北地方の災害地と過去に起こった日本海側の地、二つを訪れた。この二

つとも自然災害でありながら、中越地震は山の崩落、未曾有の土砂との闘いで人の

努力を以ってすれば克服できる範疇にあったのに対し、福島は幾ら予算がふんだ

んにあろうと、マンパワーを十分に用意しても汚れた核との闘いだから、現時点では

人の努力も空回り状態にある。

阪神大震災、中越地震とも大災害ではあったが人の能力が及ぶものだったから、辛

くても何とか乗り越えられた。これが福島の災害と決定的に違う所だ。

つまり、人の手で制御できないものを使い、過ちをすると取り返しがつかないことを神

は人間に何度も忠告したのに聞く耳を持たない輩は『愚か』の殻を破ることを知らない

のだ。人類史上から戦が消えないのと同じで、日本列島は放射線で蝕まれ続けて行

くことになるのではなかろうか。

原発の再稼働がなくても、何処かで大災害が発生し原発の冷却不能が生じたら、必

ず第2の福島になることだけは保証されている。

 

                  棚田の風景、奥の山肌は崩落の跡


『イチゴ苗の整理』

2013年06月25日 17時47分29秒 | 日記

今年は、古い苗と新しい苗の両方で栽培したから、昨年の倍以上の収獲があった。

古い苗は数年、収穫できるが苗自体の勢いはなくなり、粒も小さくなっていく。それ

でも2年目くらいだと、粒が極端に小さくなることはなく家庭で食べるには十分の大

きさだ。イチゴの苗は今、ランナーと呼ばれる蔓が延び、新しい苗が根付き、更に

蔓を延ば1本の蔓から次々と苗が出来る。

新しい苗の2番目にできるものを翌年の苗として使用するのがいいとされるが、実際

にそうしようと思っても、蔓がぐちゃぐちゃになったり、親からの蔓が切れて分からな

くなったりするので2番目ばかりを集めるのに大変だから適当な苗を選んでいる。

私はイチゴの畝の間に防草シートを敷いているので、イチゴの新しい苗が根付こうと

しても難しいので、そのシートを除去した。そうすると蔓や苗はさらにぐちゃぐちゃに

なり苗の向きが逆になり根が上を向いたりしている。それをきちんと整理するのが厄

介な作業なのだ。本当は新しい苗を別の仮床に移植し育苗してから栽培用の畑に

植えかえるそうだが、横着者だから大きく省いて、いきなりの栽培用移植をしている。

食べては美味しいイチゴだが、手間はかかるし、畑は年中占有しているから正式版

のように狭い苗床にしないと効率も悪く、素人でも栽培意欲は減少する。だからイチ

ゴは値段が高いし、苗も1本150円~250円と高いのだ。

只、苗は翌年には倍以上に増えるので、2~3年もすれば十分な量の確保が可能に

なる。

畑のスペースは十分あるので、来年も今年のように新旧苗のコラボでやってみようか

と思案中。


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