食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『震災鎮魂の旅、ハイブリッド車インサイトの燃費』

2013年06月27日 18時14分19秒 | 旅行

私のような古い技術者にとってhybridハイブリッドと聞くと、hybrid ICを思いつく。集

積回路の中に様々な電子部品を組み込んだICで当時としては画期的なものだっ

た。通常の論理回路とコンデンサーや抵抗などと混在させているから混合ICとでも

訳せばいいのだろう。今、ハイブリッドと言えば直ぐに自動車となる。トヨタのプリウス

が販売され、性能の高さからハイブリッド車の代名詞となり、1500ccのアクアも好調

だ。例のエコ車減税の時、プリウスは余りの人気の高さから期間内に納車されない

なんて事態にまでなった。我が家に1800ccは不要な事、この期間に買えないのでは

恩恵がないから、1300ccのホンダのインサイトにした。私の通常の車はミッドシップ軽

トラで、乗用車は妻が使用するから、このクラスで十分だった。しかしスペック上では

プリウスの方が燃費はいいし、性能的にも優れている。そこには駆動方式に決定的

な違いがあると聞いた。

プリウスはモーターだけで駆動することがあるのに対し、インサイトはそれがないらし

い。燃費について如何なる評価なのかは全く知らない。

我が家での測定では妻と二人で米子往復26Kmを出した事がある。メーカーの言う

燃費は30Km/ℓだから、調子のいい時にはかなりいい数字を出すこともありそうだ。今

までに何度か長距離を走ったことがあり、調べるチャンスはあったが何故かやってい

なかった。尤も走る場所によって大きく変わるから、一律に測定しても,条件が違い

過ぎ、見方も一筋縄ではいかないと思う。今回は自動車道中心の旅だから、また別

の意味で比較の仕方が難しいかもしれない。毎日、宿泊場所に到着または翌日の

出発時にトリップメーターの距離と燃費メーターを記録してみた。

  6/9 松江---->鳥取---->福知山---->小浜---->敦賀---->金沢

     走行距離408Km  燃費26.0Km/ℓ (距離、燃費ともに累計)

     (120Kmは自動車道))

 6/10  金沢---->新潟中央---->会津若松

     走行距離644Km  燃費24.1Km/ℓ 

     (会津若松市内以外は自動車道)

  6/11  会津若松---->郡山---->福島西相馬市---->仙台

         (福島西ICから相馬市までは65Km、途中に零山の裾野の山越

         えの距離が長い)

     走行距離986.4Km  燃費23.7Km/ℓ        

6/12  仙台---->石巻港---->郡山双葉町---->会津若松

       (郡山~双葉町以外は自動車道)

     走行距離1224.0Km  燃費23.4Km/ℓ 

6/13  会津若松---->五色沼---->新潟中央---->長岡ß---->小地谷市

    (五色沼へは裏磐梯山経由、山道が多い)

     走行距離1616.6Km  燃費23.7Km/ℓ 

6/14  長岡---->山古志町---->福井

    (山古志町自体が山の上にあり、当然山道のドライブ)

     走行距離1920.5Km  燃費23.5Km/ℓ 

6/15  福井---->福知山---->鳥取---->松江

     走行距離2782.6Km  燃費23.6Km/ℓ 

このような結果となった。全走行距離2782.6Kmに対して燃費は23.6Km/ℓ、妻と荷物

を合わせて150Kgくらいの荷重で大半は自動車道だが、そこを降りて下の道を走る時

は総じて山道だった。相馬市へは大きな山登り、五色沼は会津磐梯山の裾野の山登

り、福知山~鳥取これまた山登りと言う感じだ。登れば当然のこと下るから差引0なん

てことではないだろうが、確かに上りの時は燃費の落ち方は早いが下りになっても、そ

の勢いで回復することはないように感じる。

燃費計を見ながらアクセルを加減すればかなりエコな運転をできるが、道路は自分一

人で走っているのではないから、流れに合わせることも必要になり燃費低下の要因になる。

時間の短縮では圧倒的に自動車道になるが、燃費の観点からも自動車道の方が有利な

のかどうかについては不明。


『山の清水に生きるボッカ』

2013年06月27日 17時49分22秒 | 日記

竹を切りに行くための道具を取りに山小屋に行き、車に乗せていた時、山にある小

さな清水が流れる小川からバシャバシャと大きな水音がした。山の事だからカエル

が蛇にでも襲われたのかと、その方向に行って見ると音の主は大きなボッカだった。

山のボッカにしては大型で約10cmはある奴が、鯉の滝登りならぬ清水登りをして更

に上流を目指しているのだ。何の目的があって上の方に行くのか。

以前、もっと上流で7~8cmのものを見たことはあるが、雨で水かさが増すと鉄砲水の

ような勢いで流れるので、そうした時に流されて下の方に行ったに違いない。それに

しても、この魚は不格好なのに綺麗な水を好むようで、泥や濁りある所では見かけな

い。ここに来るまでにも段差が沢山あり、水のない場所を迂回しなければ来られない

はずなのに、現にここにいるのだ。こいつは水の少ない所でも平気のようで、身体が

半分くらいしか浸かっていなくても、じっとしている。

魚は身を隠すためにも少々の濁りがある方が安全だと思うが、この魚は黒に近い茶

系のマダラで清水の石ころと同化することで身を隠している。ボッカとはこちらの方言

での呼び方だ。私は海釣り専門だったからボッカと聞いた時、海のボッカかと思った

ら、山のボッカとは違っていた。因みに海のボッカはカサゴのこと。

      枯葉や岩に紛れて暮らす、キンタロー。のように頭が大きい


リンク