リンパ節の癌にかかり先般、入院・手術となった。元々、リンパ癌そのものに
は外科的な手術を伴うような治療が必要との情報として持ち合わせていなか
った。知る限り、化学治療、放射線治療が主体。
また聞きの情報によると『首、顎周辺に腫瘍ができた為、その部分を除去。顎
を動かす神経なども除去されたので、足の方から神経を移殖。しかし、瞼など
の神経は回復できないから、自律できない』
今のところ、固い物を食べるのは困難で、軟食。やはり、手術をするとどうしても
前よりも機能低下は避けられないようだ。手術を受ける前は自覚症状も不便も
全くなかったのに、必要な治療によって現れるダメージを実感すると、本当に
これでよかったと思えるだろうか。実際には癌で緊迫な状況にあっていてさえ
も。病を治癒して生き延びるためには、不便な生活との引き換えでしか為しえ
ていない。
さて、友人は暫くしてから『抗がん治療』のために病院に戻るそうだ。いずれに
しても、副作用の程度により病院でのQOL(Quality Of Life=生活の質)は大き
く異なる。今よりも、すっかり弱ってしまうような副作用のないことを祈っている。