昨日、大学病院へ健康診断の結果を聞きに行って、「ちょっと疲れたかも…」と思っていたら、案の定、今日は不調日でした。
寝不足だわ、月に一度のお客さんは来るわ、天気は雨だし～^^;
家の中でも、身体が重くて、動きが鈍い、鈍い。そんな訳で、もうリビングの真ん中にどっかりと座り、針仕事をすることに決定。
らくさんに教えて頂いた、着物の裄出しで、肩幅を出す方法を、ウールの着物でやってみました。
選んだのは、失敗しても後悔しない、普段着用の着物です。
袖を外して、縫い代の線を消し、肩山を２ｃｍ（5分）出しました。
（2ｃｍ出した）肩山から身八口までは、斜めにチャコペンシルで線を引けばいいかなぁ～と思っていたのですが、「かけはり」に挿んで、爪でびーっと印付け（爪アイロン）するだけで、斜めに印がつきました。思ったより簡単！
この着物はウールなのに、浴衣仕立て。なので、袖を付ける前に、身頃を三つ折ぐけです。
そして、出来上がり！
緑色の待ち針のところが、もとの仕上がり線。
肩幅で２㎝（５分）、袖幅で７分ぐらい出たかな。
この着物は、母が１０代の頃から着ていた着物で、もう糸も弱って、あちこちがほつれて来ています。
なので、「着倒したら、お終いにしよう。」と思っていたのですが、自分で裄のお直しをしたら、何となく大切にしようかなという気分になってきました。ホツレていた裾とかも、ついでに、繕ったりして…。こうやって、自分で手を掛けると、愛着が湧いてくるものですね。
手をかけると愛着が湧く・・・先日NHKで放送していた「星の王子さま」の特集を録ったビデオを今日見ていたのですが、きつねが王子に「君が手をかけた時間の分だけその薔薇は君にとって特別な薔薇になったんだ」という一説がありました。この着物は今までよりずっとなつさんにとって大事な着物になったのですね。
今「星の王子さま」は新訳がたくさん出ているようなのでいろいろ読んでみたいです。ある訳者の方は、キリスト教徒の人に言ったら怒られるかも知れないけれど「王子さま」と「イエス」が重なって見えると言っていました。
子供の頃には惹かれていたけど、意味がよくわからなかった「星の王子さま」は、大人になってから本当に大切な本になりました。・・・なんか変な話になってしまいましたね、すみません(^^ゞ
この着物、ますます愛着がわきますね
お教えしたものの、あれで大丈夫かなぁ・・と一寸心配しておりました。
お下がりの着物でも、裄が合うと気持ちよく着られますし。
これでもうすっかり、この着物はなつさんのものですね。
なつさんは何でも器用ですね、上手に出来上がってます。
身近に教えてくれるところがあればな～っていつも思います。
やってみると何とかなるものですね、無事仕上がって嬉しいです！
この着物、あちこちがほころびていたので、もう寿命かと思っていたのですが、単に縫い糸が弱っているだけで、布はまだまだ大丈夫でした。やっぱり、ちゃんと見ないといけないなぁ～と思いましたよ。
「星の王子様」、私、きちんと読んだことがないのに今、気付きました。あ、子供の頃読んで、記憶が曖昧なのかも…読みます～
ぶりさん
勇気を出してやってみました。
成功して、嬉しいです！
ついでに、あちこちも繕えたし～＾＾
らくさん
丁寧に教えて頂いて、本当にありがとうございました！
勇気を出して、やってみたら、無事、成功！嬉しいです。
やっと自分の着物になったような気がします
ひいらぎさん
思い切り、お直しがマイブームです＾＾
久しぶりに「手作りの神様」が腕に降りてきてるかも、この機会を逃さずに頑張ろうかと思ってます
ちょこちょこっとした部分を教われるところがあればいいですよね。近所に和裁の出来る人が欲しいです！