GWもそろそろ終わりが近くなりましたね~、皆さんはGWをいかがお過ごしだったでしょうか。
私は3日に岡山へ行って、明日は香川県の高松へブラ~っと行って来ようかと。
さて、今日は名前からすると親戚?と思われそうなオオデマリとコデマリを。
花が付き始めた頃は、まるっきり葉っぱと同じような濃いグリーンから始まるオオデマリ。
花の形の丸さも小さくてかたい感じから始まっていくのですが、
(この写真の時点で、もう~すでに少し黄緑色に近くなっているけど)
日ごとに、その円形が少しづつ大きさを増しながら、濃いグリーンが黄緑色へ徐々に変化して・・・
少し早く白っぽい花になるものもあれば、
随分遅れて、まだグリーンの濃いままのものもあったりします。
これはまだグリーンがだいぶ残っているもので、
これになると、グリーンを僅かに感じる程度にかわってきて、
白い紫陽花?かと思えるように、花が完全に開いて大きな円形になってきます。
ちょっと見たところ紫陽花のようにも見えるオオデマリの花ですけど、
葉っぱをよく見て頂くと、紫陽花の葉っぱとは明らかにちがいますよね。
紫陽花はアジサイ科アジサイ属で、オオデマリはスイカズラ科ガマズミ属ですから違って当然です。
葉っぱはガマズミにそっくりなんです。
いよいよグリーンの色味が抜けてしまって、真っ白になりましたよ。
お天気の良い日には抜けるような白さが際立って、とても見応えがある状態になります。
それにしても、濃いグリーンから段々と色と大きさを変えて、
長い日にち、変化と共にずっと楽しませてくれるオオデマリです。
ちなみに、このオオデマリは何年も前に「国立備北丘陵公園」へ遊びに行った帰りに、
妹が買った小さな苗木だったものが、見事に大きく育ってくれたのです。
こちらはまだ咲き始め蕾の状態が多いコデマリ。
もう蕾が少なくなって、小さな花が寄り集まって1つずつが小さな毬のような形になりました。
沢山の花が細い長い枝にこれでもか~と付いて枝が弓の様にしなる様子が、
コデマリの美しい眺めでもあり魅力なんですよね。
アップにして見ても、オオデマリとは雰囲気がちがいますよね。
元の小さな花1つ1つの咲き方が違うので、それがひと塊になってもやっぱり違う感じになる様で。
コデマリはバラ科シモツケ属なので、やっぱりオオデマリとは親戚でもなんでも無いってことですね。
江戸時代から親しまれて来たコデマリは、別名「スズカケ」と呼ばれていたそうな。
このコデマリは昔の職場の先輩から小さな苗木を頂いて・・・
あれからもう~30年以上になるのかな? 何ひとつ手入れをしなくても、
毎年、時季がくれば同じようにたわわに花を付ける、見かけによらず丈夫な木なのです。