「縦横無尽」 フローレ21社長のコラム

花の仲卸フローレ21社長小池潔がつれづれに語ります 快調に更新中

フィデル・カストロ

2008-01-17 07:20:21 | Weblog
今日テレビを見ていたら久しぶりにキューバのカストロ議長の姿が映し出されていた、ブラジルのルラ大統領との会談の様子が写っていた。
長期間政権に就き、権力を持ち続けることは過去の経験から決してよい結果を国民に与えていないことが多いい。
ルーマニアのチャウシェスクは親族30人を要職に就け、国力に不似合いな宮殿に住み、贅沢の三昧の生活を送った、国民は毎日の食料も手に入らず、これも長期政権の弊害である。
金日成、金正日親子も独裁、長期政権がもたらした弊害である、贅沢な生活と、国民の生活にはどれほどの違いがあるのか想像もつかないぐらいである。

しかしキューバのカストロだけは例外のようだ、半世紀の間、権力を持ち続けているのだが、その生活は住まいから全ての暮らしが大変質素で、キューバの教育、医療、社会保障は高い水準を維持し続けている。
独裁者が国民からこれほど慕われ愛されている存在はカストロをおいて他に無いと思う。
きっとその死後もキューバの永遠の英雄としてキューバ国民から愛される存在であるだろう。