「縦横無尽」 フローレ21社長のコラム

花の仲卸フローレ21社長小池潔がつれづれに語ります 快調に更新中

米国大統領選挙

2008-01-11 04:40:26 | Weblog
米国では大統領予備選挙の真っ最中です、共和党と民主党が米国各州を単位として予備選挙を開き候補者の演説会などを経て選挙する。
米国国民ならそれぞれの党員でなくとも、当日届出さえすれば選挙権が得られ投票することが出来る。
おそらく大統領は民主党から選ばれるだろうといわれている、それは各種世論調査の結果もあるが、圧倒的多くの国民が民主党の候補に投票をしている。
その民主党の予備選挙はクリントン上院議員とオバマ上院議員の一騎打ちの様相を呈している。

討論会での主張や相手への批判の優劣がすぐさま投票に大きな影響を与える、米国国民は自分の頭で判断し決断する。
自らのの考えを優先し、国の方向さえ変えようとする強い意思さえ感じる。
特に選挙戦では民主主義が徹底されていることも羨ましく感じる、国民からは与えられた権利を充分行使する意思を感じる。

クリントンが勝てば米国で初めての女性大統領、オバマが勝てば初めての黒人大統領と、これまでのタブーを打ち破る出来事になる。

8日に行われた、ニューハンプシャーでの有権者は60%が投票行動に参加した、参加した有権者の44%が共和党、民主党に属さず、無所属に登録してどちらかの党に投票したとのことです。

この選挙での投票の決め手になった動機を有権者は語っていたが、いずれの候補者に投票した有権者も、自分の主張と最も近い候補者を選んでいるようであった。

曖昧で、大勢に流されやすい、自分の主張が薄い日本人から見ると、米国国民を羨ましく思えることと、立派に見えてくるから不思議である。