女装子愛好クラブ

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既婚女装子って教養ある

2022年07月31日 | 女装子さん語録
5チャンネルの「既婚の女装男子」というスレを愛読しています。
(過去にも何回かご紹介しましたね)
お嫁さんがいても、女になって男に抱かれている既婚女装子さんのリアルな書き込みが読み応えがあります。
今月、ここにこんな書き込みがありました。
「このスレ住民って無駄に教養ある。相当稼いでないと出来ない趣味だから」(少し編集 )。

これは同意ですね。
金銭的余裕もあります。
そして家族がいるなかで女装してデートすることはかなり神経をつかいます。

これは過去にも紹介しましたが、『VICE』というサイトで『路地裏と中年女装者。女性写真家が追う〈女装放浪記〉』で写真家矢崎とも子さんの個展を紹介している記事があります。
そのなかで既婚女装者についてインタビューが行われています。

結婚されているひとが多いようですが、結婚生活などに抑圧されていて、男らしさから解放されたい、と思うのか。または、今だとLGBTQという概念も広まってきていますので、そういう言葉がなかった時代に違和感を持ちながら生きてきて、ある時点で自覚するのか。どちらが多いのでしょうか?

それは、ひとそれぞれですが、私が見てきたなかでは、圧倒的に既婚者が多いです。職業も会社員、教師、トラック運転手とかバラバラ。奥さんにバレちゃって、「家には絶対に持ってこないで」と言われてたり。若い時からずっと我慢していて、50歳くらいで子育てが終わり、生活も安定してきて、始めようってひともいらっしゃいます。成り行き上結婚して、子供もいるけど自分の心が女性だと気付いて、女装を始たりもします。そのかたは、普通のサラリーマンで、私が写真を撮っているときに「今日が50歳の誕生日なんです。どこに行けば女装できますか?」と声をかけてきました。「50歳になった記念に、今までやりたくてやれなかったことを、これからはどんどんやってみようと思うんです」と。それまで、違和感はあったんでしょうね。でも、LGBTQという言葉に、ちょっと違うんじゃないか、という拒否反応を持ってらっしゃるかたが何人かいました。その言葉で括られると、〈障がい者的な扱いになる〉と感じると。どこか、〈かわいそうな人たち〉と見られていると感じがするのではないでしょうか。



50歳あたりというのがキーワードとしてあるようですね。確かに、女性用の服も買わなければならないからお金もかかりそうです。

普段はスーツとか男性用の服を買いつつ女性用の服を買うから、お金はかかりますね。新宿なんかに集まる女装さんたちは、リッチなひとが多いです。マンションの一角の女装者専用ロッカーを、月に1万円とかでレンタルして、着替え道具を入れて遊びにいくとか。基本的には、仕事がしっかりあって収入が安定していないと、なかなかできませんね。たとえば、本業を辞めて女装さんが集まるお店で、夜1本にしよう、というひとも多いんです。でも、お客さんとして遊びにいくぶんにはちやほやされるけど、カウンターに立っていざホステスになると、上手くできない、と心を病んでしまう。結局、挫折して生活苦に陥る、という悪循環にはまるひともいます。
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