「加藤あい似の美人昏睡強盗」は男？長髪ウイッグ女装説が…

4月10日の東スポweb版が伝えています。
女装子愛好者の方で、お心当たりの方はご協力をお願いします。


　公開捜査されている女優顔負けの“美人昏睡ドロ”が、なかなか逮捕されない。その犯行は被害者男性に睡眠薬を混入させた酒を飲ませ、寝ている間に現金や高級時計などを奪うという悪質なものだ。さらに注目を集めたのは、２０代後半とみられる女が、鼻筋が通った女優加藤あい似の美女だということ。しかし、ある疑義が指摘されている。

　昨年１２月に都内で発生した昏睡強盗事件で、警視庁は、２０代後半とみられる女を公開捜査している中、昨年１０月にも同一犯とみられる同様手口の事件発生が判明し、連続昏睡強盗事件へと拡大の様相を呈してきた。　

　警視庁が今月３日に画像や動画を公開した年齢２６～３０歳くらいとみられる女は、昨年１２月１４日に目黒区内の男性（３２）宅で、睡眠薬入りの酒を飲ませ、眠っている間に現金５万７０００円と時計、その他２点（計４５万円相当）を奪った疑いがもたれている。

　類似事案があったのはこの事件の２か月前。昨年１０月に４０代男性が、ＪＲ恵比寿駅前で女に「一緒に飲みませんか」と声を掛けられ、居酒屋で飲食後、２人はホテルに。すると睡眠薬入りの酒を飲まされ、男性が昏睡している間に財布や携帯電話が奪われた。女は公開された画像とよく似た豹柄のベレー帽をかぶり、身長１５５センチの背格好も似ているという。

　一方、１２月の事件を巡っては、公開捜査直後からある疑惑が噴出していた。警視庁の犯罪抑止対策本部のツイッターでは「動画は一晩で１万６０００を超える再生をいただきました。被疑者は男性ではないのかというご意見もいただいております」とツイート。ウイッグ着用と疑われ「髪をしきりに触るしぐさも芝居じみている」と男による女装説が浮上していた。

　ただ警視庁では、当初から容疑者は、女と断定している。本当にオネエやニューハーフの可能性はないのか？

「『刑事ドラマあるある』はウソ？ホント？」の著書がある元神奈川県警刑事の小川泰平氏は「警察は被害男性から特徴や声、ノド仏の有無など事細かに聞いている。女は部屋まで来ており、なにかしらがあったのかもしれない。女と断定しているのにはそれなりの理由がある」と女装説には、懐疑的な見方だ。

　小川氏は「男のスケベ心に乗じた犯罪で、被害者の男性が泣き寝入りしているケースも多い」と指摘している。