平成28年6月1日
愛南町清水町長が会長を務める「四国西南地域道路整備促進協議会 高規格道路『内海~宿毛間』整備促進部会」と「今治・小松自動車道建設促進期成同盟会(会長 菅今治市長)」による国土交通省幹部に対しての合同陳情に同行してまいりました。
前者において昨年度から計画段階評価を進めるための調査に着手した「内海~宿毛間」の早期事業化を求めるもので、愛媛県内8の次ルート計画では最後の整備ルートとなります。この整備計画は、水産物の輸送や地域産業の活性化に資すること、観光資源を生かした観光及び同整備を前提とした街づくりを進めていること、津波などの災害時に迅速な救助・支援体制が確保できる山側ルートを通り高知県宿毛インターに繋ぐことを強く要望するとともに、サービスエリアやパーキングエリアは基本このルートに設置されないため、道の駅等から遠く離れてしまう山側ルートの場合はトイレ休憩所の設置がどうしても必要だということも併せて要請いたしました。
徳山事務次官は地域産業が生かせる社会資本整備は必要で、横ばいが続くインフラ整備予算を少しでも増やし対応を検討したい。また西脇国土交通審議官は4年前に衆議院国土交通委員会視察の際に大洲から宇和島を経由し愛南町の海岸線を視察しており、高規格道路山側ルートの必要性・重要性を十分に認識してます。森道路局長は防災・減災は待ったなしの状況、中長期計画を出すつもりで計画的に整備をしっかり進めていきます、などとするやり取りがありました。その後会館事務所で関係者と懇談・打ち合わせを行ったところです。