11日16:00~(日本時間23:00)
ミゲル・アリアス・カニエテ EU気候・エネルギー担当欧州委員と会談をいたしました。
会談では、トランプ政権がパリ協定からの離脱表明に失望したと伝えるとともに、気候変動問題は国際社会全体が取り組むべき課題でありパリ協定の着実な実施への強固な意思を日本・EU等の主要国が示す必要がある、と伝えました。
カニエテ氏は、「EUも失望している、懸念しているのは単発で終わらず、今後国連海洋条約やICAO(国際民間航空機関)、モントリオール議定書などにおいても同様なことを繰り返すのではないかと危惧する。」「アメリカがグローバルな資金を支払わないことになれば、もちろん日本にも資金問題で大きな影響を与えると考える、日本の考えは?」私からは、資金の問題は当然出てくるであろうとは考えているが、具体的に出てきた際に日本政府全体として考えてことになるだろう」と、またいろんな国が知恵を絞っていく必要がある、とも話しました。