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トヨタ自動車 米国・中国で大規模リコール 一部現地生産中止へ

2010-01-29 16:50:41 | 日記
1月の最終営業日の日経平均は前日比216円25銭安の10198円04銭で終了しました。今週は米国の新たな金融規制案の発表や、中国の銀行融資規制などによる金融機関の業績懸念から、日本の株式市場は下落しました。

その他に、トヨタ自動車のリコール問題が、米国と中国で発生。2大市場での問題だけに、トヨタの業績を懸念して株価は大きく下落しました。

昔、三菱自動車がリコール問題を隠蔽して、ダイムラーが資本提携を解消し、社長が辞任するという事件がありました。問題が発生すれば、すぐに公開することが求められています。それがIRの基本です。株価にすぐ反映されます。現在、トヨタ社内では信頼回復のためのカイゼンが昼夜問わずに続けられているものと考えています。

しかし、世界ナンバーワンのトヨタ自動車がこれまでのリコールを出すとは誰が想定したでしょうか。海外生産の品質管理体制に大きな問題点が潜んでいそうですが、トヨタの底力に期待しています。


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