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7月7日、高知県メタンハイドレート開発研究会 主催の第3回講演会 開催しました(その2)

2012-07-29 | Weblog

7月7日、高知県メタンハイドレート開発研究会 主催の第3回講演会 開催しました(その2) 

とき: 2012年 7月7日(土)、午後3時~5時  三翠園ホテル 階「富士の間」で開催しました。

土佐湾沖の海底にあるメタンハイドレートを掘り出す国家プロジェクトを、高知県に誘致して、

日本を資源大国にすると共に、高知県の活性化の一つの起爆剤にする事を目的に開催しています。

 

 

〇講演2 「環境とエネルギーから見た50年後の地球」 (60分)

講師 門馬義雄(高知工科大学名誉教授、研究開発支援アドバイザー)

 

概要

日本は第二次世界大戦後に科学技術立国を標榜して、高い経済成長を成し遂げたが、この豊かさのかなりの部分 が輸入資源とエネルギーに依存している。 

ウォシュレットや朝シャンに象徴されるエネルギー消 費のベースロードとして、原発増設を受け入れて来た。 

しかし、今や原発の社会的受容性は著しく損なわれている。 

3.11、東日本大震災と福島第一原発の事故を契機として、わが国の社会経済システムの脆弱性があらわになった。 

各国の一人当たりのGDPとCO2などの環境負荷の間には正の相関が認められるが、同じ豊かさでも温室 効果ガス排出量が大きく異なるという現実がある。 

原発のような複雑系社会経済システムの健全性を絶対 的な賛成・反対のシングルイッシューでは議論できない。 

今、問われているのはグローバルな視点に立脚し、時間軸を考慮したリスクとベネフィットの論議である。 

本講では50年先の地球環境を考えて、環境とエネルギーを論じたい。

 

〇講演3 「右肩下がりの下山の先は」 (15分)

講師 鈴木朝夫(東京工業大学名誉教授・高知工科大学名誉教授)

右肩下がりの下山の先は 

新化石燃料は再生可能エネルギーの補完

鈴木朝夫の「ぷらっとウオーク」 ・・・この暑さは地球温暖化の影響?

鈴木朝夫の「ぷらっとウオーク」 ・・・『エントロピー』では読んで貰えないか?

 

 

 

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7月7日、高知県メタンハイドレート開発研究会 主催の第3回講演会 開催しました(その1)

2012-07-29 | Weblog

7月7日、高知県メタンハイドレート開発研究会 主催の第3回講演会 開催しました(その1)

とき: 2012年 7月7日(土)、午後3時~5時  三翠園ホテル 階「富士の間」で開催しました。 

土佐湾沖の海底にあるメタンハイドレートを掘り出す国家プロジェクトを、高知県に誘致して、 

日本を資源大国にすると共に、高知県の活性化の一つの起爆剤にする事を目的に開催しています。 

 司会進行を 川村貞夫(高知県エコ議員連盟事務局長・高知市議会議員)さんにお願いしました。 

本日の講演会の司会進行役を仰せつかりました高知市議、高知エコデザイン地方議員連盟の事務局長の川村貞夫です。何卒よろしくお願いいたします。 

 今年もまもなく、「海の日」を迎えます。昨年、海の日に、土佐沖に眠るメタンハイドレートやレアメタルに注目して、高知県が地の利を生かして、近い将来、海底資源の基地となれるように、県民世論を高めて行こうではないかということになり、「高知県メタンハイドレート開発研究会」を立ち上げ、高知工科大学の名誉教授の鈴木朝夫(すずき・ともお)先生に理事長にご就任いただいているところです。

7月18日(海の日)、高知県メタンハイドレート開発研究会の設立・記念講演会のご報告です。(その1) 

このメタンハイドレート開発研究会には、高知県議会の新エネルギー産業化促進議員連盟や県下の市町村議員も加わった高知エコデザイン地方議員連盟も協賛して、創設をされたものです。エネルギー分野での国家プロジェクトとして取り組まれておりますメタンハイドレートを中心とします海底資源の試掘や連続的な採掘、さらには商業ベースに乗るかといった課題についての取組みは着実に進んでいるとお聞きしております。

7月18日(海の日)、高知県メタンハイドレート開発研究会の設立・記念講演会のご報告です。(その2)

  昨年は、独立行政法人・海洋研究開発機構の平朝彦(たいら・あさひこ)理事のご講演を聞き、海底資源への夢や期待を持たせていただきました。また、高知大学の臼井先生からは、海底のレアメタル資源の可能性について夢のある話しを聞きました。さらに、今年2月16日には海底資源研究プロジェクトチームリーダーの木川栄一さんをお招きしまして「最新の海底資源研究の状況について」ご講演をいただきました。

2012年 2月16日 三翠園で 、海底資源の講演会 

さらに、皆様ご承知のことと存じますが、海洋探査船「ちきゅう」を使って、愛知県と三重県沖でメタンハイドレートの採掘実証試験が本格化しております。 

こうしたことを踏まえまして、今回の講演会となったわけであります。 

 〇講演1 「JAMSTECにおける最新の調査研究の状況(地震・資源)」  

講師 木下正高(独立行政法人 海洋研究開発機構 高知コア研究所所長)

木下正高高知コア研究所所長は、20分と言う限られた時間に独立行政法人 海洋研究開発機構がどのような取り組みをしているのか、幅広く紹介して戴きました。

海底資源から地震に至るまで、海洋国日本で今後に期待する部分が大きいことが分かりました。

 

 

 

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