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タンポポ

2009-04-07 | 植物・樹木
今道を歩いていると、目につくタンポポ。黄色と白い花を付けています。

早いところは花が終わって、タンポポの綿毛になっているところも・・・。

調べてみました。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

特徴

多くの種では、黄色い花を咲かせ、綿毛(冠毛)のついた種子を作る。生命力の強い植物で、アスファルトの裂目から生えることもある。また、セイヨウタンポポは古くからヨーロッパでは食用に供されており、多少の苦味があるがサラダなどにする。また、根を乾燥させたものはコーヒーの代用品として知られている。さらに、茎に含まれる乳液からゴムを採集する所もある。全草を乾燥したものは蒲公英(ほこうえい)という生薬として用いられ、解熱、発汗、健胃、利尿などの作用がある。根が非常に長く50センチ以上もの長い根を持つ。最大で1メートル程度まで伸びる個体も珍しく無い。この為に生命力が非常に強く表面の花や茎を刈っても根さえ残っていれば容易に再び生え始める。



在来種と外来種

大きく分けると古来から日本に生育していた在来種と、近世に海外から持ち込まれた外来種がある。在来種は外来種に比べ、開花時期が春の短い期間に限られ、種の数も少ない。夏場でも見られるタンポポは概ね外来種のセイヨウタンポポである。

見分け方としては花期に総苞片が反り返っているのが外来種(写真左)で、反り返ってないのが在来種(写真右)。




       出典:タンポポの観察


シロバナタンポポ   

本種は日本在来種であり、本州関東以西、四国、九州に分布し、西の方ほど多い。

2月~5月にかけて白い花をつける。頭花(花に見える部分全体)のサイズは直径3.5~4.5cmほどになる。白く見える部分は舌状花(頭花を作る1つ1つの小さな花)の花冠(「花びら」に見える部分)で、中央の花柱部は黄色である。


HN:自然大好き人間