「自然に親しみお友達と交流する会」も今年で16回を迎える。
初めて雨の開催となった。

この頃気候がとてもおかしい

それでも毎年必ず行う肝試しを何とか行う事が出来た。
茨城県立洞峰公園20ヘクタールある森も安全上整備され
余りもののけが出る様な雰囲気でもなくなってしまった。
小さい子供達を驚かせようと小人の森卒業生のお兄さん達が
趣向をこらして怖がらせようとするのだが
「こわかった?」と聞くと「ぜんぜん!」
結構さめていて今時の子は昔と少し違う。
肝試しで世の中の怖さを小さい時に少しでも味わってほしいのだが.....
高校生のお兄さん達の方が昔経験した肝試しの怖さを再現したく
熱心に来年の工夫考え

ネツポック話してくれる。
そんな彼達の方に青年らしい純粋さを感じるのは私だけかしら?
「それでもまっ~いいか!」
異年齢の子供達が一晩共同生活して心を共有する事の繰り返しがきっと大人になった時
何かに役に立つと信じて疑わないのです。
その後花火も出来ないので帰ってから皆でDVD
1982年「E.T」ステイーブン.スピールバーグ監督作を観た
今から約26年前合宿に参加している子供達が映画館では全員観てない作品である。
現代子達、皆で観たらはたしてどんな反応をするのかな?
やはりキーワードは子供達が喜びそうな深い森。
三日月の不気味な夜、円盤に乗り遅れた小さな怪獣の宇宙人E.Tが探索に来た警察から逃れて
明かりに誘われる様に新興住宅のエリオットの家の物置に隠れる事にした。

そこからエリオットと「E.T」心の奇跡の話が始まる。
さすが名作!二十年前にも凄い人気だった映画も、今も子供達を画面に釘ずけにする力が多いにある。
「お父さんお母さんに置いていかれて可哀想」とか「わっははは~~~」とか大声で笑ったかと思うと
「きゃ~~~怖い」とか黄色い声で小さな女の子達は叫ぶ。
「わ~~空が飛べていいな~」とか、「ぼくも飛んでみたいよ」
私をも地上にいるのがいやになったら空を飛んでみたい様なスカットした気持ちに導いてくれる。

「早くお母さんE.Tに気づけよ」と....子供心を焦らせる。
「ああ~~~良かった。やっと宇宙にかえれるね。」
「デンワ」

「E.T」

「「オウチカエリタイ!」を
小さな声で一緒に反復したりして本当に楽しそうに観ていた。
どれにしようか?と何回か「TUTAYA」に足を運んで今年はこの作品にしてドンピシャリ!

「良かっ~~~た」

外の雨も何のそのである。
それにしても最近の子供向け映画
シンプルで、素朴で、心優しくソフトに、心に入ってくる作品が少ない様な気がする。