水耕栽培による家庭菜園日誌

屋上での水耕栽培・人工光源を使った室内水耕栽培および屋外での有機水耕栽培に取り組んでいます。

室内水耕栽培39  (H25.5.21~6.5)

2013年06月10日 | 室内水耕栽培
<LEDによるレタスの栽培比較1>
6月3日 Sodatec、Advanced およびLumigrowで育てているレタスの成長の比較です。
 


<播種後1か月の三つ葉>
6月3日 播種後1か月が経過した三つ葉の様子です。やはり収穫までには40日以上がかかります。
                                  
<早速90穴パネルを利用>
6月3日 育苗棚で育てているほうれん草・春菊・ミニ白菜を90穴の定植板に移植して栽培することにしました。
 

<久しぶりに椎茸を浸水処理>
5月31日 久しぶりに椎茸原木の浸水処理を行う。10日程で従来通り椎茸ができてくれるかどうか楽しみです。今回は室温も20度強なのでレタス工房に入れず室内に放置しています。余りできないかもしれないので2本を使う。


<電気代節約栽培を目指すべし>
5月31日 室内水耕栽培の場合はいつも記載しておりますが「いかに電気代を節約して栽培するか」ということが大切です。今までに何度もトライしながら良い結果が出ていないのが育苗の問題です。できるだけ育苗棚でしっかりした苗を育ててその後定植後栽培棚で生育させるのですがこの生育期間の短縮化が電気代節約のカギになります。通常は発芽期間3~5日、この間は電気代冬場以外は0円、次に育苗期間15~20日で120w蛍光灯で1日12時間20日照射しても120株は育てられますから1株当たりの電気代は7円以下。ところが生育期間になると例えばレタスであれば定植板に12株~18株が限度なので180WのLEDを1日12時間30日間照射すれば電気代は1株当たり160円~110円になります。その他空調費などもかかりますので電気代を押さえるにはやはり生育期間の短縮化が不可欠です。定植後30日以内に収穫できる大きさにまで生長しえる良い苗を育てるという育苗の問題に帰着します。そしてこの育苗技術を確立こそコストダウンへの近道です。

あともう一つは育苗棚で苗がしっかり育たない場合は次善の策として生育段階初期は定植穴を倍にした定植板にまず植え付け、ある程度育ってから通常の定植板に再移植する方法である。今考えているのは穴数の多い48穴(6×8)の定植板の穴数を約倍(90穴)にして利用する方法です。これなら160Wの蛍光灯で1日12時間20日かけて育苗するとしても電気代は1株当たり13円ほどで済みます。(160W×12×20÷1000×30÷90=12.8)この場合は再度定植しなおす手間がかかりますが電気代としてはかなり節約できます。(この方法は以前取り組んだことがあるのですが何時の間にか中断してしまっております。再定植が面倒くさかったこともありますが新しくあけた穴にアオモがかなり発生したことも原因でした。)そこで今回90穴(6×15)の定植版を作りました。


いずれにせよ4月から電気料金も上がっておりますので室内水耕栽培では電気代節約=コストダウンですから省電力に向けて真剣に取り組むべき時に来ています。

<播種後50日のリーフレタス>
5月29日 レタス工房でLEDで育てているリーフレタスは播種後50日が経過しまさに収穫期です。1株収穫して重さを測ると250g強でまずますの大きさです。今回も少しですがチップバーンが出ています。合格品にはまだ至らぬようです。
 

<バジルはお気に入り>
5月29日 バジルの香りが大変好きで毎朝のサラダに必ず盛り付けてもらっています。レタス・バジル・玉ねぎ・生ハムのセットにドレッシングをかけていただくのが定番になっています。摘み取っても新芽が出てきますが今後の収穫を考えて改めてバジルの種を播いておきました。


<新規播種>
5月28日 本日室内用および屋上用にほうれん草(おかめ)、春菊、中国野菜「ヒュナ」、焼肉用レタス「チシャ」およびミニ白菜「タイニーシュシュ」の種まきをする。

<栽培比較>
5月28日 5月6日に播種してすでに比較栽培用に定植した玉レタス・リーフレタス・サラダ菜の残り苗ですが育苗棚で育てて20日余りになりますので改めて栽培ベッドに定植し、この状態から定植してどれほどの日数で収穫できる大きさになるかを今回は調べてみようと思います。
育苗棚と苗3種
 
定植した栽培ベッドと玉レタスの苗、6月27日には収穫できる大きさになっているか?
 
従って今回は同じ苗をLEDの違いによる栽培比較および育苗期間の違いによる定植後の成長比較を行うことになります。

<なっぱ工房の様子>
5月27日 栽培中の三つ葉とチシャ
 

<やっと春菊が収穫期に>
5月27日 播種後40日以上が経過してやっと春菊が収穫できる大きさに育ってきました。


<チンゲン菜も徒長しています>
5月22日 同じく徒長しているのはチンゲン菜です。同じ時期に定植している屋上のチンゲン菜とは全く別物状態です。これも光量が不足しているようなので今更遅いかもしれませんがLEDに下に移す。
 
因みに同じ苗ですが屋上に定植したチンゲン菜はかくのごとくしっかり育っています。


<バジルは徒長気味?>
5月22日 バジルは葉のみ摘み取って先日からサラダに入れていただいておりますが茎は徒長しています。蛍光灯ではやはり光量が足りないのでしょう。コリアンダーとパセリはそれほどひどくはないですが少し徒長しています。次回はLEDで育ててその比較をしたいと思っております。
 

<リーフレタスとサラダ菜>
5月21日 レタス工房のレッドリーフとサラダ菜です。サラダ菜は密集しすぎて徒長していた苗ですがLEDライトでしっかりしてきました。
 



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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (水野)
2013-05-28 08:49:21
こんにちは。アカデミックな栽培にはいつも関心させられます。”みつば”の画像を拝見して教えて頂きたいのですが、作田様の養液の施肥はどのようにされているのでしょうか。作柄や葉菜、果菜類等別にされているのでしょうか。私は、レタスやトマトは山処方を配合してます。ミツバやパセリの生育にはどのような配合が適しているのかわからないのでご存知でしたら、お知らせ願えないでしょうか。
肥料 (作田光水)
2013-05-28 14:41:48
水野様
何時もご覧いただきありがとうございます。
肥料については大塚ハウスの1号2号5号の3種をA処方で使用しているのみです。なっぱ工房もレタス工房も養液タンクは一つで養液を巡回させているだけで栽培する野菜ごとに変更することはありません。今のところ三つ葉もしっかり育っていますしパセリは量が少ないですがそこそこ育っています。
Unknown (水野)
2013-05-28 16:59:23
作田様

早速にお返事ありがとうございます。これから
いろいろトライしてみます。

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