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日本きのこ学会第14回ワークショップ

2012年02月10日 | きのこ情報
 「きのこ研究の温故知新、機能と応用の扉“酵素”を考える」をテーマとした,第14回日本きのこ学会ワークショップ(後援 日本微生物学連盟)を下記の日程で開催いたします.
 きのこ菌糸の生育にはきのこの生産する糖質分解酵素類が,子実体の形成にはタンパク質分解酵素が重要な役目を果たしていることが知られています.また,きのこの品質にかかわる成分の生成にも,香気成分生成には脂肪酸を酸化するリポキシゲナーゼが,γ-アミノ酪酸(GABA)の生成にはグルタミン酸脱炭酸酵素などの酵素が関与しています.今回のワークショップでは,こういった酵素がきのこの生産や品質にどのように関与しているかを「温故知新」をキーワードに紐解いていきます.

テーマ:
 「きのこ研究の温故知新,機能と応用の扉“酵素”を考える」
日時:
 平成24年3月2日(金)10:00-17:00(9:30受付開始)
場所:
 近畿大学会館
 大阪市中央区日本橋1-8-17
 TEL:06-6213-0501 FAX:06-6213-0503
参加費用:
 日本きのこ学会会員:5,000円
 非会員:7,000円
懇親会費:
 5,000円
(懇親会の参加は自由ですが,時間に余裕のある方は是非ご参加ください)
プログラム:
受付 9:30-
10:00-10:10
 開会の挨拶
10:10-10:30
 「きのこの酵素とその利用‐概説‐」
 近畿大学農学部 白坂 憲章 氏
10:30-11:15
 「きのこの酵素を用いた新規発酵食品への応用」
 武庫川女子大学生活環境学部 松井 徳光 氏
11:15-12:00
 「きのこの香りとその生合成に関わる酵素」
 新潟大学農学部 城 斗志夫 氏
12:00-13:00
 昼休憩
13:00-13:45
 「担子菌きのこにおける子実体形成」とラッカーゼの関連性について
 香川大学農学部 麻田 恭彦 氏
13:45-14:30
 「マツタケ栽培から酵素を考える―プロテアーゼを中心にして」
 川合 正允 氏
14:30-15:15
 「きのこの生産におけるプロテアーゼの役割」
 京都菌類研究所 山中 勝次 氏
15:15-16:00
 「プロテアーゼインヒビターを駆使したきのこ生育メカニズムの解明―ブナシメジをターゲットにして―」
 近畿大学 農学部 寺下 隆夫 氏
16:00-17:00
 総合討論
18:00-20:00
 懇親会(会場近くを予定)

※詳しくは下記のサイトをご覧ください。
日本きのこ学会第14回ワークショップ


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