内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

二年半ぶりに帰ってきました

2022-07-19 23:59:59 | 雑感

 前日一九時定刻に出発したJAL便は予定より二〇分ほど早く一五時二〇分過ぎに羽田に着陸。東京は雨が降っていたようで、滑走路が濡れて光っていた。検疫検査のためにコース分けされた通路をいたるところに配置された職員の誘導に従って進む。検疫検査は事前登録のお陰で MySOS のスマートフォンの青色画面とQRコードを読み取り機にかざすだけで通過。パスポートの本人確認も機械による顔認証でパス。そこまで通常よりも若干時間がかかった分、荷物が出てくるまでの待ち時間は短かった。
 羽田からはリムジンで渋谷へ。渋谷駅周辺が二年半で大きく変わっているのに驚愕する。いったいいつになったら工事が終るのかというほど長期間に亘る再開発だ。セルリアンタワーで待っていてくれた妹の旦那さんの車で二人が住まう家へ。そこは私が生まれ育った場所でもある。お隣は二五〇坪を超える大きなお宅だったが、家主がなくなり、更地となっていた。八軒の家が今後建つとのこと。それらの家が建つまでは、子供の頃から見たことのない空の広がりが坂上の妹夫婦の家から西に向かって広がっている。到着したときちょうど外に出ていた隣家の従兄弟とその次男に帰国の挨拶を一言。後日の再訪を約す。
 長年続けているコーラスの練習で妹は不在だったので、旦那さんと二人で近所の蕎麦屋で夕食と一献、歓談する。帰宅後、妹も戻ってきて三人でしばらく歓談。心が和む。二年半ぶりのことである。
 今日から八月末までお世話になります。