今日と明日に予定されていた会議がキャンセルになり、久しぶりに「何もない日」を過ごすせた。
この夏、八月一日から五日までの集中講義の準備もあるし、九月上旬のパリの学会での仏語発表原稿、同月半ばと月末がそれぞれ締め切りの仏語論文、九月から新しく担当する授業の準備もあるから、今からそれらの作業を順序立てて効率よく進めていく必要はあるのだが、今日と明日は「何もない日」にすることにした。ただジョギングだけは休まず続ける。
七月一九日から八月末まで一時帰国する。二年半ぶりの帰国である。東京に滞在する。妹夫婦のところに世話になる。まだコロナ禍が終息したわけではないし、猛暑で自由に出歩くこともできないかも知れないし、上記の作業を休暇中に進めておかなくてはならないから、そうそうのんびりとばかりもしていられないだろうが、自分がそこで生まれ育った場所に帰ることができるのはほんとうに嬉しい。