させぼ moonlight serenade

自身の取扱説明書です
きっと

アルチザン

2012-08-18 21:52:58 | 日々のこと
すごい夕立だった

稲光と雷鳴が

なにかの

境界線を

天空に

引くように


そう

夏が

終わる


新しい季節の

はじまりだ


毎年

夏の

送り雨を

見届けると

儀式のように

厳粛な

表情めいて

聴くのが

山下達郎の

名盤

「アルチザン」

たぶん

毎年云ってるけれど

「さよなら夏の日」

これが

振り返れば

いつかの夏の情景と

重なるのだ


聴くときには

頭の中にいる

まだまだ

知らないコトだらけの

幼いワタシが

雨に打たれ

変わりゆく空を

目一杯見上げている


それを

思い浮かべていると

その頃に比べると

少しは

成長したかしらん

とか

いやいや

戻れない時間を

恨めしく思わず

感謝できる

今を

生きれるコトの歓びに

浸れるのだ


そうそう

「アルチザン」の

意味は

フランス語で

「職人的芸術家」

だそう


憧れますね


現実においても

人生においても

「秋」を迎える


それは

枯渇の秋ではなく

実りの秋だ


そう

希望を持って

アルチザン目指して

また一歩

踏み出そう


決して

俯かず

高い空を

仰ぎながら
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