慶応義塾大学公認学生団体 模型クラブBLOG

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けんぷふぁー。

2009年06月05日 01時15分27秒 | AAA
こんばんは。
ここ一週間ほど製作意欲が乱高下しているAAAです。



今回のお題はBB戦士のSDガンダム三国伝より、「呂蒙ディジェ・甘寧ケンプファー 轟強襲水軍セット」です。
三国伝のキットはカラバリ品を除いて毎月律儀に買っていたのですが、
製作は昨年秋口から停滞していました。
この水軍セットも発売自体は昨年8月で、三田祭前に半分ほど塗装が終わっていたものの、そのまま放置。
今回ようやく日の目をみることになりました。

さて、このキットはBB戦士に珍しくセットもになります。
その名の通り呂蒙ディジェ、甘寧ケンプファーの二人の武将と、
水軍兵3名および戦艦まで入った豪華な内容です。
孫権が率いる轟にとって要となる水軍セットだけに気合が入っています。
今回は写真も多いので順を追って説明します。




まずは呂蒙ディジェ(リョモウ‐)から。演者はもちろんディジェ。
史実では、もともと武芸に優れていながら後に多くの教養を得ることで成長し、
様々な合戦で活躍、やがては関羽を討ち取るにまで至る智将。
「士別れて三日、即ち更に刮目して相待すべし」とは彼の成長ぶりを評した言葉だとか。

呂蒙ディジェの経歴はそれと若干異なり、乱暴者として荊州艦隊(曹操軍)を追放され轟の江東水軍へ。
傭兵として仲間に恵まれながらも、自身の情に溺れ力に任せた行動の結果、部隊は壊滅。
その過去を省みて「仲間を守るため」の兵法を身に着けた呂蒙ディジェは、
いま再び戦場に立つ!
・・・という熱いストーリーが展開します。
三国伝シリーズには説明書にオマケ漫画が連載されているのですが、毎回クオリティが高く面白いです。
ちなみにこの水軍セットでは赤壁の戦いの前哨戦が描かれています。




呂蒙で少し熱く語ってしまったのでちと急ぎ足で。
続いて甘寧ケンプファー(カンネイ‐)、演者は当然ケンプファー。
モデルとなった人物は史実・演義共に、粗暴ながらも優れた計略を持ち恩義に報いる好漢です。
「曹操には張遼がいるが、私には甘寧がいる」と主・孫権に言わしめるほどの猛将として有名。

三国伝でもその設定をほぼ引き継いでいますが、官吏出身だった史実の人物に対しこちらは元水賊となっています。
まあ史実の人物も官吏でありながらやっていることはヤクザと変わらないので別にいいのですが。
ついでに頭の羽飾りと肩にかけた鈴のデザインも実在の人物からきているらしいです。



こちらは水軍兵。演者は左からハイゴッグ、ザクⅡFZ型、ズゴックE。
特にモチーフとなった人物はおらず、一般兵の扱いです。
このキャスティングは「ポケットの中の戦争」に因んだものですね。




今回の目玉となる強襲艦。
なんと6形態に変形することができ、プレイバリューは非常に高いです。
変形ギミックの都合上、これのみほぼ無塗装にしました。

勢力拡大を続ける曹操軍に対し、劉備・孫権は同盟を組むことで対抗します。
後に赤壁の戦いと呼ばれる大一番に繋がるわけですが、
圧倒的物量を誇る曹操軍を破る鍵のひとつがこの強襲水軍です。

決戦の準備も整いつつあるところで、今回はおやすみなさい。


<オマケ>

分かる人だけ分かればいい、そんなネタ。



決戦!関羽 vs 呂蒙!!