慶応義塾大学公認学生団体 模型クラブBLOG

模型クラブ“K.M.A.C”
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たのしかったクラブかつどう

2014年03月26日 15時16分27秒 | たいち
来週から社会人にならざるを得ない哀しみ。

歴代卒業生も最後になにか記事書いてからいなくなっているので、HDDを漁って5年間の自分のお気に入り作品でもあげようかと思います。せっかくなので珍しく他人の作品(と過去の思いで)について語ります。



5年ぐらい前の大福くんの"ダブルオーガンダム". まだ彼がクリチャーモデラーでなくきれいな(?)ガンプラモデラーだった頃。この年はまだ展示物の8割ぐらいがガンダムだったりで時代の流れを感じます。中央の脚のもてあましてる感がキモくて素敵。表面処理の綺麗さとか、台座とかネタ作品の見せ方を心得てますね。



4年ぐらい前のチゼータ君の作品”PIT STOP”。9月ぐらいに季節はずれの新入部員が入ったと思ったら三田祭でこれ持ってきて既存部員が驚愕した。来客アンケートでもトップに。チゼータ君のカーモデルはその後もその後もすごいものだらけですが非カーモデラー勢である自分へのインパクト的にはこれが一番でした。
ちなみにこの年の三田祭企画は"GANMMEN"でしたがこれを作ってたあたりが昔の模型クラブと最近の模型クラブの転換点だった気がしなくもない。いろんな意味で。



3年ぐらい前のつー君の"1/1 RPG-7". この頃彼は「1/1の模型作りたい」とか言ってたけどまさか本当に作るとは(たぶん誰も)思わなかった。しかもクオリティ高い。やたら汚いパネルと模型クラブ旗との並びがレジスタンスっぽいとか話題に。



同じく3年ぐらい前、後輩部員のきのこご飯の"近代化改修摩耶". たぶん作った本人はこの後の大和とかその他艦船模型の方が手間かかけて自信ありそうだけどこの摩耶好きです。レドームとか傾斜装甲とかやたらなじんでるし。

ちなみにこの年の三田祭企画は"僕の考えた最強戦闘機"でした。この年の三田祭が5年間で一番にぎわってた印象がある。



2年ぐらい前のつー君のゾンビ。ジオラマの中に物語性があってフィギュアにもキャラ付けしてたりで自分の大好物なタイプの模型ですね。物語性のある作品っていうのはジオラマに限らず好きです。改造ピックアップトラック単体でも素敵仕様。前回の戦国ブラックホークダウンは若干やっつけ感あったので今後に期待したい。



後輩部員のきのこご飯の伊勢。徹底的な作りこみからの大破。艦船模型はただでさえ見栄えがするのでやりこむとすごいね。乗員が金色な理由が地味に気になってます。

この年三田祭企画は三田キャンパスジオラマでした。ミニチュア特撮好きとしては在学中になんとかやってみたいネタだったので実行できて非常に嬉しかったです。



去年の大福くんのバッタマン。これに限らず巨大クリチャーガレキ群はどれもすごい。どうやって塗っているのか想像もつかないし、どうやって家に保管されているのかもわからない。魔除け。



OBコタケンさんの戦車。入部した頃から恐ろしい勢いで模型を量産するコタケンさんですが、卒業後もものすごい勢いで模型を量産しているのでまったくわけがわかりませんね。



自作でお気に入りをひとつだけ追加するとこのミクロボ。なんだかんだこれを作っていた製作合宿が5年間で一番楽しかったです。ダイナマイト。


模型クラブで模型作ったり、ワンフェスでたり、イベントやったりで楽しめました。ありがとうございました。

(WF前になると更新される個人ブログ宣伝 http://antimon0modelfig.wordpress.com/)






僕の考えた最強の格安航空会社

2013年11月08日 22時01分36秒 | たいち
今年の三田祭企画がオリジナル旅客機コンペに決まったようなのでとりあえず2日で一つ作りました。疾きことしまかぜの如し。



QB「僕と契約して航空券を買えば地球上のどこへでも無料で好きなときにファーストクラスを利用できるよ☆」
まどか「なるほど。」
ほむら「マドカァ!!!」

という訳で流行に便乗してまどマギ号です。呪われそう。



魔女文字は自作デカール。インクジェットプリンタで印刷できる「おうちでデカール~クリアタイプ~」を使いました。白下地になら問題なく発色しそう。クリアコートも慎重にやればOK。普通のデカールと違い、位置決めが一発勝負なのが注意点。
ちなみに Sis puella magica と書いてあります。例の営業のテーマのサントラ曲名。
エンジンはお菓子の魔女風に塗装。マミさんストライク不可避。



尾翼もお菓子の魔女風にすれば収まりがよさそうだったのですが、学生らしい勢いによって暴走。アクリルガッシュでベッタベッタしますが常人にイヌカレーセンスの再現は困難だった模様。バラ園の魔女と手下ちゃん。



サヤカチャン!!!



ベースはハセガワのB737-800 ソラシドエアー。組み立ての注意点としては機体の貼りあわせが全て。



開封から一時間あれば塗装に入れます。自分は合わせ目消しできないマンなのですが流石に機首と機体上面の合わせ目は目立つので頑張りました。裏側は放置。


高速で作ったので結構な荒々しさですが、自由度も高いし、ネタも考えやすかったし、初心者でも太刀打ちできそうなお題だと思ったので良い感じの企画になりそうな気はしましたね。


ホットドックにかぶりつくアメリカンな秋山殿

2013年10月24日 22時54分05秒 | たいち
この頃チゼータブログと化していますが他の部員が消滅してたり矢上に取り込まれてたりしないか心配です。
三田祭企画とか特に「そんな調子で大丈夫か?」(古い)状態ですが、2,3年生ががんばってくれるはず、ガンダムも始まったし(?)


ワンフェスで買ったモデルカステンのガルパン秋山殿作りました。1/20ぐらい?
小さいけどかわいい。何となく肌色濃いめにした。


よくできていますが大きさ的に単品だと寂しいのサイズの合う戦車を探します。
ちょうどよく部屋に漬物石みたいになったラジコン1/24 M1エイブラムスが転がっていますね。


おもちゃ感あふれる塗装を何とかするためバラして洗います。


あと豪快すぎるバリを取ったり、埋まってる部分を開口したりちょっとしました。


エアブラシで適当にブサー。ペリスコープにはタミヤのキラキラするシール貼って雰囲気出したり。


アルコール落としなるものを試してみましたが失敗。今回は秋山殿のベースにすぎないのでさっさと見切りを付けて終わりにしちゃう。


取り外した中身を戻して完成と思ったらなぜか左履帯が動かなくなりました。これはもう固定砲台ですね(げんなり)


三田祭で来場者に奇襲攻撃したい(^0^)

就活による模型製作促進効果

2013年04月29日 12時49分23秒 | たいち

就活中は模型製作ペースがあがるとかいう伝承がありましたが実際あがりました。

今年に入って完成したものがすでに結構あったり

ソ連の軍用スノーモービル

牧野フライスの1/20マシニングセンタ

1/87 メーサー殺獣光線車

作りかけのものや途中で投げたのも結構あったり

 

あと一年間の人生の夏休みを大切にしたい(切実)


※これも就活の一環です

2013年02月20日 20時16分46秒 | たいち
先日名古屋まで工場見学に行った帰りに浜松に寄って来ました。目的は航空自衛隊の広報センターです。



飛行機がいっぱいで楽しい(小並感)。基地ではT-4が離陸したり、着陸したりしてましたね。



戦闘機のコクピットに乗れます。画像はF-104Jスターファーター。パイロットスーツを着て記念撮影とかもできますが自分は就活ルックでニヤニヤしながら記念撮影されました。



基地隊員によるガチ模型展示なども



遊具と親和するフライングバナナ。強風でローターがぶらぶらしてた。

ついでに駅前にある山田卓司さんのギャラリー「浜松ジオラマファクトリー」にも行って来ました。



懐かしのTVチャンピオン第一回プラモデル王選手権決勝戦での作品。今思えばプラモデル選手権と言ってる割に毎回決勝ではもはやプラモデルじゃなくなってるよね。



最近自分が構想していた「模型を作っている模型」というアイデアはすでに超技術で実現されていた模様。人は1/6で卓上の模型は1/36.


面白いものが見れるイベントや交通費の出るイベントは積極的に参加して行きたい。(受付開始1時間で満席は勘弁...)

小さな欲望の星空

2013年01月18日 00時12分08秒 | たいち
夏ごろから弄りはじめてやっと完成しやがった東方神霊廟の豊聡耳神子です。通称太子さま。



なんか長時間弄りすぎて感覚が麻痺したのでよくできたのかどうかもよくわかりません。



そして右手は2種類あります。



2月のワンフェスで売る予定ですが絶賛量産作業停滞中。欲しい人は買ってどうぞ(切実)。
写真撮影にはきのこご飯くんの協力によりフォトラを使いました。ありがとう。

作っているうちにキャラ愛が深まったので神霊廟のエロくない薄い本が読みたいですね...

DANGER ZONE(締め切り的な意味で

2012年11月11日 23時36分07秒 | たいち
"危険な領域へのハイウェイ"って字幕は何かがおかしい...
ロシア機を作ったので米軍機も作りたくなり、F-14トムキャットを作りました。



塗装はVF-103"ジョリーロジャース"で尾翼の海賊旗が特徴。映画で主役張ったり、マクロスのそのまんま元ネタだったりするので人気と知名度は高いはず。F-14のかっこ良さと塗装のかっこ良さが相まって最強に思える。



キットは今回フジミのを作りましたが、デカールはハセガワのを使いました。同じスケールでもフジミの方が全体的に小さいようで大きさが合わないところは頑張って塗装。尾翼の先端の黄色とか。フジミのキットはハセガワよりは組みやすいですが、まぁ普通。ハセのが組みにくすぎるとも言える。ディテールもハセガワよりはあっさりで寂しいですが1/72としては普通。ハセのが素晴らしすぎるとも言える。



フジミのキットは可変翼を動かせます。ディスプレイモデルに特化するのもよいけどやはり遊べると楽しい。またパイロットのフィギュアとミサイルが同梱になってるのがポイント高いです。しかもハセガワの別売りパーツより出来がよい。その他展示用エンジンとか、ゴムタイヤとか、F-14のAB,D型の差異再現用パーツとか入っていてやたらゴージャスなキット。



時間をかけたくないので早さ重視で作りましたが、米海軍機の特徴的な塗り直しを重ねたような汚し塗装は力を入れた。基本塗装後に機体にねりけしを貼ってその上から汚しをしました。可変翼の擦れる部分はコンパスの先に鉛筆でなく綿棒を付けてゴシゴシ。


これで三田祭用の個人作品製作はたぶん終了。持ち込み予定考えたら飛行機とフィギュアばっかだった。
三田祭前は一年で作業が一番捗るであろう時期なのでもうたくさん作った人も実は持っていける作品のない人も作業しましょう。(部誌の原稿も)

あと一ヶ月で三田祭らしいですよ

2012年10月24日 01時23分45秒 | たいち
お久しぶりな投稿。

大変高価なため素人が購入するとは考えにくい実験装置と日々格闘し、帰ったら模型と格闘する。そんな日常。

なんかいろいろ進んでいるものその1



フジミの高速戦艦榛名。あとは空中線張るぐらいでだいたいできています。メディウムで作った走行波がなかなか良い感じ。



実はフルハル。スクリューの作る水面下の動きを作りたいと思いつつ素材不足と資料不足で進まず。なんかめんどくなってきた。ちなみにメディアの金剛型戦艦の写真集を4ヶ月ほど借りっぱなしなのは私です。



その2:ハセガワのフランカー。迷彩のマスキングがめんどいが新しいキットなので出来もいいし組みやすい。若干手を加えれば完成。すごく大きいです...



その3:ウルトラホーク。帰宅途中にロービジホーク1号をツクルノデス!!!という電波を受信したのでそのまま秋葉行ってキット買って2日で作った。制空迷彩で塗ったり、パール使ってみたりしたけど、まぁあんまりうまく行かなかった。



その4:太子さま。ワンフェス用。いつの間にかポーズが別物になったためだいたいの部品を作り直すはめに。まだまだこれから。目指せ黒字ディーラー。


フィギュア会のプリントとか

2012年09月08日 16時06分33秒 | たいち
前の投稿に写ってた資料くれという要望があったので置いときますね。



それとフィギュア絡みで去年の12月に買ったガレキがいつのまにか完成してました。



「フランスR35戦車ちゃん」ストパンのデザインの人の戦車版みたいな。無駄に可動なので組立がとても大変でした。しかも手流しガレキなのでバリとかズレとかすごいし。



脚がキャタピラみたいになっていますが肝心のキャタピラがないので役に立つのかよくわからない。義足感が激しい。まぁサフレス塗装と目がうまくできたので割りと満足。

それと今作ってる東方神霊廟の豊聡耳神子(よめない)



細かい飾りが多くてしんどい。


特撮博物館の感想と見せかけて宣伝記事書くよ!

2012年08月05日 18時29分05秒 | たいち
前期テスト期間と納会お疲れ様でした。

自分は2次会カラオケ後、部長宅で朝まで東方とかやりなんかクリアしたりしたご、遂に特撮博物館(at 東京都現代美術館 http://www.mot-art-museum.jp/)にいってまいりました!!!
館内は基本撮影禁止なので写真は無いのですがすごくよかったです。



写真は最後のほうにある特撮セットエリアです。ミニチュアセットで記念撮影できるのできのこご飯君とギャーギャー騒いで遊んできました。


特撮博物館といっても今回ピックアップされているのは「ミニチュア特撮」です。つまりほぼ全ての展示物が模型ということです。

半はこれまでの特撮物で使われたミニチュアがたくさん修復されて展示されています。驚きの物も多数ありマニア大歓喜。非マニアでも「モスラの東京タワー」「メカゴジラ2の着ぐるみ」「ミニチュアの詳細図面」「精巧な電柱」「ガメラ2のチヌーク」「日本沈没の倒壊した国会議事堂」「天井から無造作にぶら下げられた飛行機」とか模型好きなら単純に面白いと思います。

盤は短編映画「巨人兵東京に現る」の上映です。3DCGなしの可能性に挑戦した野心作。マニアなら誰もが知ってる現代特撮界の主流な方々がやりたい放題やっていて驚きのクオリティです、マジで。
上映後は「メイキング映像」が観られます。観たばかりの映像のトリックがわかるのはとても楽しく、みんな見入っていました。編集もよくできていて作り手の情熱と楽しさが画面から伝わってきます、必見。映画本編よりこっちがメインと言っても良いデキ。個人的には新撮の特撮映像が観れただけで死にそう。

盤は特撮技術の説明や、裏方で貢献した人の功績の紹介、巨神兵の映画で使われたミニチュアの展示です。特撮に興味のない人がいきなり見たらスルーされてしまいそうな少し地味な展示なのですが中盤のメイキングが効いているので、一般の人も興味深く展示を見ていました。これは構成家の人GJです。

後は館長庵野監督セレクトの特撮シーン集です。これまで観てきたミニチュアたちが画面内で活き活きと動きます。普段特撮なんてみない人でも「さっき見たあれだー」とかいいながら楽しめます。シーンセレクトも選曲含めてオタク的に100%納得の名シーンだらけです。流石庵野はわかっている。


そんなわけで特撮興味なくても模型好きなら楽しめるので絶対部員は行くべき。ちなみに自分は誘われれば何回でも行きます。


次の日に行った横須賀のレポはきのこご飯君が書いてくれるはず。