マイスターのお道具箱

ドイツに住むピアノ技術者、ーまーのブログ

アーティスト (南ア)

2012-04-14 | 南アフリカ物語




Stellenboschのワイナリー ロッジ前の夕暮れ近く。



 広がる大地に一人静かに佇んでいる青年がいる。
もうかれこれ20分は同じ姿勢だ。まるで心に響く音楽に聴き入るように。
今、この瞬間、体に受けているいる空間に存在するすべての「すっげー」出来事を濃縮させて
魂の奥のほうに流し込んでひとつずつ積み上げているようにも見える。

   

彼の名前は 『仁』 
仁友堂でペニシリンを作っていた 仁(南方)先生やないよ。
造形美術を志す若手アーティスト。
橋本仁(アーティスト名)は サトチンや光君、ナツシノの
はとこグループに属する。いわゆる親戚ね。

         

 ひょっこり今回の旅行に同行してきたのではなく、ちゃんとした目的がある。
自分の作品を在南アフリカ日本大使館に寄贈したいとのこと。
機内持ち込みでダンボール入りの10キロ以上ある作品を持ってきた。
旅のスケジュールの関係でこの重い荷物を常に持ち歩くことになった。
鉄でできているので多少の衝撃には耐えるのだろうが、
飛行機の荷物検査で必ずひっかっかる。
そのたびに「僕はアーチスト!」って言わなきゃならんのだが、どういうわけか
自分でアーチストを名乗るのが小恥ずかしいらしく はにかんじゃってました。


   

彼のHPを紹介しよう。 

特にこのユーチューブは必見。

さて、 ぼちぼち ヨハネスブルグに戻りましょうか?
音楽家5名のお出迎えもありますし。 
賑やかになるぞー  きっと。    ーまー



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2 Comments

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やっぱり~ (みっくん)
2012-04-14 23:40:10
まさかと思ったけどやっぱり彼でしたかあ。^^

ユーチューブも見ました。
すごいねえ。

アフリカの大地で彼の脳に飛び込んできた衝撃(という言葉があうのかわからないけど)が、今後どんな影響を与えるのでしょうね。

正直羨ましい。

こちら思春期の面倒な息子に小さな(いや!おっきな!)苦悩の毎日で、どこでもドアーが心底欲しい。。。あ、愚痴ったね、私。 どーもすみません。
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Unknown (ーまー)
2012-04-17 15:51:15
みっくん
かなり遠い国とはいえ、飛行機に乗ってしまえば到着してしまう。 簡単にどこにでもいけるようにな時代です。
きっといろんなところに出かけられる時はやってきます。
その時は是非同行させていただいて、朝まで飲み続けてもなくならないくらいワイン買い込んで、いろいろ話しようぜ!
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