磁気物理学研究室の研究活動記

鹿児島大学理学部物理科学科磁性研究と教育活動、周辺での出来事を中心に紹介しています。

MAP6国際会議無事終わりました。

2014年07月11日 21時11分46秒 | 研究
今週の8日(火曜日)から11日(金曜日)まで、
沖縄のサザンビーチリゾートホテル&リゾートで
6th International Workshop onMaterials Analysis and Processing in Magnetic Fields
July 8-11, 2014
国際会議をつくばのH博士と主催しました。
約1年間の準備期間と多くの人々のご協力によりを経て、会議を開き本日無事終了しました。
以下に写真を並べます。信州大のH博士からもらった写真も含まれています。
火曜日:会議前日(台風直撃日)に集まった参加者。



水曜日:会議1日目(台風直撃翌日)

午前中の参加者=昨日会場にたどり着いた参加者。

午後から集まってきます。


夕方には大勢の参加者が集まりました。

ポスターセッション。K-Lab学生もがんばって発表しています。



木曜日:万国津梁館(2000年沖縄サミットのサミット会場での会議です)


会議場からは海が見えます。



夜にはミス沖縄コバルトブルーの上原さんが会議に来てくれました。

ミス沖縄がポスター賞授与式のセレモニーを手伝ってくれました。

その後、エイサーとカチャーシー。

金曜日:会議最終日
午後無事に終えました。世界8カ国から88名の参加者がありました。



沖縄に行きます

2014年07月07日 09時51分44秒 | 研究
明日から沖縄で国際会議を主催します。
その準備のため、1日先乗り。


沖縄に着きました。


国際会議が行われるホテルから東シナ海を見ると、白波が見えました。


明日は台風のようです。
ホテル側と台風対応の打合せ。
明日は全便欠航なので、那覇空港と会議場ホテルとの特別シャトルバスはキャンセルし、
水曜日朝から開始します。

K-Labからは大学院生M2のA君とB4のM君は予定を1日早め、
本日の鹿児島ー沖縄最終便で
今日無事に会議会場のホテルに着きました。
M准教授とM1のO君は日程を1日遅らせて沖縄入りする予定です。
K-Labの皆は、臨機応変に対応しております。

着々研究進行中(7月4日の研究室感激談)

2014年07月05日 06時55分00秒 | 研究
金曜日。午前中授業で午後は多くのお客さんの訪問や電話対応で、忙しかった。
夕方、実験室を見に行くと、
学部3年生がサイエンスクラブの実験をしていた。
Kさん。

着々と自分の考えで実験を進めている。
興奮したように「とてもいい結果がでましたので、月曜日に報告します!」と。
月曜日出張と伝えるととても残念そうだったので、
「M准教授に話してくれれば、火曜日には彼から聞くことができるよ」といい、彼も納得してくれた。
彼が立てた、起源解明のための実験手法をし、実験前に立てた予想と同じ結果になり、
かれのある磁場効果の仮説が実証された結果になった。
「研究楽しいか?」と聞くと、「はい!」と答えてくれて、感激。

Tさん。

彼女の研究もここ数ヶ月で急速に発展。
自分一人でできないところは、経験のあるKさんに操作法を聞きながら、実験を進めていた。
二人とも、超伝導マグネット(緑の箱の装置)に挿入している実験装置は
それぞれの、自分のアイディアを実現し試行錯誤しながら製作発展させた装置です。


「すばらしい」、感激しました。ただ、装置を作り上げる以上に、感激しました。
目標達成のため、先輩や同級生の協力を求めそれに答える学生がいて、目標を実現させる。

「授業の学生実験とは違い、始めから答えの無い研究は楽しいか?」と聞くと、
笑顔で「楽しいです!」と答えてくれました。

夜、6時半から、学部学生と大学院1年生の国際会議ポスター発表の
ポスター内容と英語のチェック。発表英語のチェック。
准教授と私とで夜8時過ぎまで指導に時間がかかりました。


学部か学生は土曜日にもう一回ポスター原稿を見せることになりました。
徹夜で修正するものと思います。
がんばれ!
K-Labは鹿児島大学理学部物理科学科で物質科学を研究する学生を募集しています。

着々実験進行中(7月3日の研究室感激談)

2014年07月05日 06時31分47秒 | 研究
木曜日午後、出張先から戻りました。
実験室に行ってみると、大学院生が実験装置を作って、
測定を開始していました。


古い実験装置を使っていて、「温度が安定しない」と学生が言ってきたので、
電気抵抗装置(直流4端子法)の原理と最も簡単は製作法をその学生に指示していました。
「大学院修了した先輩(OB)にサポートを受けながら、自分で製作した」と話してくれました。
「すばらしい」、感激しました。ただ、装置を作り上げる以上に、感激しました。
目標達成のため、先輩の指導を仰ぎ、それを実現させる。
これが重要。
無知や実力がついていないのに、自分のプライドやシャイのため、
だれにもサポートをお願いできないで、結局、目標を達成できない。
これでは、早い時期に何も実現できないし、自分の能力を早く高めることはできない。
仕事や研究は、一人でやるより仲間を信じてチームで進めた方が、良い。

ある大学院生から嬉しい報告を受けた。
「熱望していた鉄鋼メーカ最大手の夏休みインターンシップの受講生に受かった」と
おめでとう。これなかなか難しよう。
「K-Labの研究室のOBからいろいろ助言を受けたのが良かった」と言ってくれました。

K-Labは研究室のOB、OG、先輩、後輩、教員含めたチームでそれぞれの夢を叶えることができる研究室です。