磁気物理学研究室の研究活動記

鹿児島大学理学部物理科学科磁性研究と教育活動、周辺での出来事を中心に紹介しています。

着々研究進行中(7月4日の研究室感激談)

2014年07月05日 06時55分00秒 | 研究
金曜日。午前中授業で午後は多くのお客さんの訪問や電話対応で、忙しかった。
夕方、実験室を見に行くと、
学部3年生がサイエンスクラブの実験をしていた。
Kさん。

着々と自分の考えで実験を進めている。
興奮したように「とてもいい結果がでましたので、月曜日に報告します!」と。
月曜日出張と伝えるととても残念そうだったので、
「M准教授に話してくれれば、火曜日には彼から聞くことができるよ」といい、彼も納得してくれた。
彼が立てた、起源解明のための実験手法をし、実験前に立てた予想と同じ結果になり、
かれのある磁場効果の仮説が実証された結果になった。
「研究楽しいか?」と聞くと、「はい!」と答えてくれて、感激。

Tさん。

彼女の研究もここ数ヶ月で急速に発展。
自分一人でできないところは、経験のあるKさんに操作法を聞きながら、実験を進めていた。
二人とも、超伝導マグネット(緑の箱の装置)に挿入している実験装置は
それぞれの、自分のアイディアを実現し試行錯誤しながら製作発展させた装置です。


「すばらしい」、感激しました。ただ、装置を作り上げる以上に、感激しました。
目標達成のため、先輩や同級生の協力を求めそれに答える学生がいて、目標を実現させる。

「授業の学生実験とは違い、始めから答えの無い研究は楽しいか?」と聞くと、
笑顔で「楽しいです!」と答えてくれました。

夜、6時半から、学部学生と大学院1年生の国際会議ポスター発表の
ポスター内容と英語のチェック。発表英語のチェック。
准教授と私とで夜8時過ぎまで指導に時間がかかりました。


学部か学生は土曜日にもう一回ポスター原稿を見せることになりました。
徹夜で修正するものと思います。
がんばれ!
K-Labは鹿児島大学理学部物理科学科で物質科学を研究する学生を募集しています。

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